出典:©荒野のコトブキ飛行隊製作委員会
今回登場した爆撃機を見て、すぐに思ったのはエンジンが6発?
実際に飛行したのはエンジンが4発の深山や連山、
エンジンが6発の爆撃機というと、計画中の富嶽かなと思いました。
コトブキ飛行隊のサイトで確認したら、やっぱり富嶽でした。
富嶽とは計画だけで終わってしまった長距離爆撃機です。
(太平洋を横断しアメリカまで爆撃に行く事を想定していた)
しかし、少し疑問を感じました。
なぜ実際には存在しなかった爆撃機を登場させたのか?
そこで私が思ったのは、計画だけで終わってしまった夢のような6発の大型爆撃機を、アニメの世界だけでも実際に飛ばしてやろうと製作の人達が思ったのではないか
という事です。
粋な事をしますよね!
(当時の日本軍で実戦に使用されていた爆撃機は双発のもので、4発の深山や連山も試作機だけでしたから)
その富嶽を撃墜する場面ですが、主翼の付け根を狙っていました。
これは、零戦のエースパイロット坂井三郎さんが、アメリカの大型爆撃機B24を撃墜した方法と同じです。
当初、B24は大きすぎて弾が当ってもなかなか落ちなかったらしいです。
ところが、たまたま主翼の付け根を狙ったところ、燃料タンクに命中し、
炎上墜落したそうです。
その後、主翼のつけ根を狙い撃つ方法で10機以上のB24を撃墜したらしいです。
この、事例を製作側の人達も当然知っていたのでしょう。
とにかく、燃料タンクを狙うというのは現実味の有る描写ですね。
毎回、感心させられます!
文章:エムユー
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