出典:©荒野のコトブキ飛行隊製作委員会
テレビアニメ「荒野のコトブキ飛行隊」の第7話で、隼が疾風に苦戦していました。
高性能の飛燕や紫電改等を操縦していれば、苦戦しないですよね!
飛燕だったらかっこ良いし、主人公たちにはピッタリではないかと...
なのに、なぜ隼なのかと疑問がわきました。
そこで私が思ったのは、腕の良い主人公達が高性能の戦闘機を操縦すると無敵になってしまい、ハラハラ・ドキドキがなく、面白くないのでは?
という事です。
でも、やっぱり主人公達には「かっこ良い飛燕に乗ってほしい」と思ってしまいますよね!
しかし、史実と照らし合わせると、飛燕はエンジンの故障に悩まされた戦闘機としても知られているので、避けられたのかもしれません。
ただ、飛燕の元パイロットが書かれた本には、ドイツ製の20mmマウザー砲を装備した飛燕で、エンジンの調子が良ければ最高だと称賛されていました。
(当時国産の20mm機関砲は不評だったようです)
なら、有名な零戦にすればとも思うのですが、あまりに有名なので、これも避けられたのかもしれません。
隼だと零戦と同じエンジンで性能も似ている。特に旋回能力は零戦同様に優れている。
但し武装は零戦や他の戦闘機よりも劣っている。
その劣っている所をパイロットの腕でカバーする所が見せ場なのかもしれません。
空中戦で、隼が疾風に一撃をかけても落とせなかったシーンが有りました。
でも零戦なら20mm機関砲で撃墜出来ていたでしょう。
なので、このシーンから想像すると、主人公達に少しハンデが有るくらいが丁度良いという考えが制作側にあり、隼を選ばせた理由なのかもしれ無いと思うのですが...
文章:エムユー
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