出典:©麻生羽呂・高田康太郎・小学館/「ゾン100」製作委員会
あらすじ
東京に別れを告げ、アキラの故郷の群馬を目指す事に。
まずはキャンピングカーを手に入れようと埼玉の展示場を訪れると、そこでシズカと再会。
アキラは、アライアンスを組むメリットを強調するのだが…。
運命の人
アキラの故郷である群馬を目指す為に、最小限の準備を済ませるアキラとケンチョ。
東京に別れを告げ、2人は長旅用にキャンピングカーを手に入れようと行動を開始する。
目的であるキャンピングカーが展示されている場所に着くと、そこでシズカと再会を果たす。
「二度ならず三度も偶然。これはもう、100%運命だ!」
眼を輝かせながらアキラは、シズカに共に行動しようと提案するが…。
「貴方たちと同行すると命がいくつあっても足りないので、変わらずアライアンスを組むメリットは見込めません」
ジト目のシズカに断られたアキラはショックを受けるが、ここでケンチョがカバーに入る。
ケンチョに“免許”を持っているのかと尋ねられたシズカは、いいえと答える。
「慣れない運転はリスクヘッジで控えるべき」というアキラとケンチョに押されたシズカは、2人と行動を共にする事になるのだった…。
夢とロマン
キャンピングカーショーに入ると、アキラとケンチョは著しくテンションが上がる。
クレーンの付いているキャンピングカーや、中が畳で出来ているキャンピングカーに2人は想像を膨らませてはしゃぐのだった。
2人の様子を見てため息を吐くシズカは、1人で“安全性”を考えたモノを探す事に。
「緊急時の機動や機敏性を考えて、最高出力の大きい4WDである事がマスト。舗装道路、オフロードの両方を走行するなら都市型SUVが候補かしら」
「ガソリンが入手困難な状況も考慮すると、ハイブリッドのクロスオーバー?」
ブツブツと言いながら1人で考えていたシズカだったが、ここでアキラとケンチョの叫び声を耳にする。
「に…2000万!? 2000万超えのキャンピングカーだ!」
これが良いと口にする2人に対して、シズカは先ほどまで考えていたキャンピングカーを提案する。
“普通の車”と言われ、“人生つまらない”とまで言われて、イライラが止まらないシズカだったが…ここである“車”を目にする。
それは内装が「高級ホテルのようなインテリア」で出来ていた。
乙女の顔をしながら「この車…乗りたいかも」と考えていたシズカを、ニヤニヤした顔で見つめる2人。
2人の視線に気づいたシズカは直ぐに否定するが、3人のはしゃぎ声につられてゾンビ達が来てしまうのだった…。
全体的な感想
高級腕時計を身に付けてそのまま持っていくのかと思いきや、ちゃんと持って行かずに置いてくるのが2人とも偉いですね。
こんなゾンビだらけの世界でも人間性を損なっていない事を尊敬します。
そして、シズカとの再会!早い再会でしたね!
今回は、しっかりと仲間?になったようなので…今後は3人で常に行動を共にするのかな?と言った感じですね。
直ぐに脱ぐケンチョに対して、特にリアクションが無いシズカは凄いですよね…。
もう感覚が壊れてしまっているのだろうか…!?
キャンピングカーショーでは、アキラとケンチョが眼を輝かせていましたね。
まるで少年のような2人でしたが、本当に楽しそうでした!
現実的に考えていたシズカもまた、乙女の顔を見せていたので…キャンピングカーには夢とロマンが詰まっているのが良く伝わりましたね!
しかし、ゾンビに襲われてしまい…普通のキャンピングカーで脱出。
脱出後はケンチョがバイクに乗っていたのですが、どこで乗り換えたのだろうか…。
キャンピングカーに元々バイクが入っていないと、この状況にならなくない!?とも思いましたが、どうなのでしょうね…?
文章:クラッシャー佐藤