出典:©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA
あらすじ
謎の少女メイと木人に連れられ、村に案内される画眉丸と佐切たち。
木人は語る。島を統べる仙人…天仙様の存在を。
天仙の人を超えた力の前に、弔兵衛と桐馬は倒れ…深き穴へと落ちていく。
謎の少女
背後に気配を感じた画眉丸は、謎の少女の姿を捉える。
「子供?本土の人間か?それとも…」
少女を守るように木人が現れ、画眉丸たちの行く手を阻もうとする。
木人に守られながら少女は逃走を試みるが、画眉丸と佐切は少女を追跡する。
「そいつは任せた」
木人の相手を任された杠は“忍術”を発動して、木人に効果があるかを試みる。
一方、少女を追跡する画眉丸と佐切は、少女に話しかけて捕まえようとしていた。
少女に並走していた画眉丸だったが、少女に投げ飛ばされてしまう。
「待ってください!貴方に危害を加える気はありません!少し話を聞きたいだけです!」
佐切の言葉に少女は足を止めるが…。
木人と少女
無事に少女を捕える事に成功した画眉丸と佐切。
2人の前に木人を倒した杠たちも合流する。
泣き続ける少女と地に伏せた木人だったが、突如として木人が口を開く。
「どうか…どうかその子を…返してくれ…。村まで案内する。仙薬の話おしえる」
木人が喋る事に驚いた一行だったが、木人が“嘘”をついている可能性を考え警戒する。
「風呂もある」
風呂という言葉に先ほどの警戒は意味を成すことが無かった。
木人の話を信じて付いていく事になった画眉丸一行は、誰もいない“廃村”へと辿り着く。
「千年前まではこうではなかった」
そう口にする木人の家に案内された画眉丸たちは、貴重な話を聞く前に風呂へと入るのだった…。
全体的な感想
突如として現れた少女…。
まさかこの島に“人”がいるとは思わなかったので驚きです。
喋る木人の姿はなんとなく可愛かったです。
風呂に過剰反応を見せる杠も可愛かったですね!
やはり女性にとって風呂という言葉は魅力的ですよね。
食べ物を前に涎を垂らしまくる仙太も良かったです。“生きている”というのが伝わりますね。
木人から伝えられた“天仙”と呼ばれる神。
天仙という存在を回避しながら、島に降り立った死罪人と山田浅ェ門たちは、無事に仙薬を見つける事が出来るのでしょうか…。
文章:クラッシャー佐藤