出典:©宮下裕樹・少年画報社/京急大学人類再生研究会
◆戦争で母なる星が砕け散った!復活を期す宇宙人が目に付けたのは地球の家電!?
冴えない女子大生・梅屋敷 桜子(うめやしき さくらこ)の部屋に、突然やってきたのは、ネコ型宇宙人ムームー。
タイムマシンで机の引き出しから?いいえ、ロケットで空から。
桜子を幸せにするため?いいえ、自分が幸せになるため。
失った文明を復活させたいムームーは、家電からテクノロジーの習得を目指す。
今度のネコ型はひたすら迷惑!
家電を壊される

出典:©宮下裕樹・少年画報社/京急大学人類再生研究会
電子レンジ、掃除機、冷蔵庫、Wi-Fiルーター、炊飯器・・・家電の仕組みを知りたいムームーは、次々と電化製品を分解する。が、元に戻せない。
京急大学家電研究サークル「人類再生研究会」に修理に持ち込んだ桜子は、不本意にも入部すると、ムームーと共に断線したコンセントの交換から学ばされる。
だが、軽作業で重労働な報酬は食券!食費が浮く!
ムームーが分解した家電も、天空橋部長に組み立ててもらえる。が、ネジが余ることも。
電気代が高くつく
桜子の部屋に突き刺さったままのムームーが乗ってきたロケット。
これが電気をやたら食う。電気供給を止めると自爆装置が作動し、東京を消滅させるほどの爆発を起こすという。ひと月の電気代は25万を越えることも。バイトに明け暮れる桜子。
光学迷彩で見えないロケットを、国家エージェントの六守さんが見つけてくれた。
国の一大事を女子大生ひとりに押し付けるわけにいかないと、電気代は公安が肩代わり。
人に誤解される
光合成でエネルギーを補うムームーたち宇宙人は、排泄しない。が、トイレには興味津々。
いったいトイレの中で、どのような儀式を行っているのか?学内のトイレで桜子に実演をせがむ。
いきなり個室ドアが開き、用足し中の鮫洲 美輪(さめず みわ)が姿を現す。実家が家電量販店の彼女は便器にも通じており、そのウンチクを垂れ流す。
講釈も長ければ、トイレも長い鮫洲さんは、痔を患っている
「いい痔の薬知ってますよ」と桜子が囁くと、鮫洲さんは弱みを握られたと勘違いして「覚えてらっしゃい!」と飛び出していく。
メーカーも製品名もそのまま登場。不具合が発生した時の対処法も紹介。
家電で悩んだら、店員に相談?天空橋部長に相談?いや、鮫洲さんに相談だ!
性悪だけど根はいい人、鮫洲さんに家電の「ウンチく」を「ダイベン」してもらおう。
文章:ヒトツメロバ




































