出典:©小鈴危一・オカザキトシノリ/双葉社・「最強陰陽師の異世界転生記」製作委員会
歴代最強と賞された陰陽師・玖峨 晴嘉(くがの はるよし)は、皇位継承争いに巻き込まれ命を落とす。
死の間際に自身にかけた「転生の呪い」によって、帝国貴族であるランプローグ伯爵家の三男として異世界に生まれ変わり、魔法学園へ。
中世の日本から異世界に転生するにあたって「いるもの」「いらないもの」とは?
呪力
異世界で晴嘉の生まれ変わり・セイカには、魔力がありません。
そのことで次兄のグライが、イジメてきます。
魔力が幅を利かす異世界において、たとえ「魔力なし」であっても、その魔力を圧倒する呪力があれば大丈夫。
身を守る手段として、呪力は持っていきましょう。
乗り物酔いの薬
馬車に乗る機会が多いです。
ただでさえ乗り物に酔いやすいセイカは、いつも馬車の中では弱っています。
そこを敵対勢力に襲われるとひとたまりもありません。
でも、なぜか龍の背中では酔わない。
記憶
前世の記憶がなければ、呪術が使えません。
テイム済みの妖怪を召喚することもできなくなっちゃいます。
しかし、弟子の裏切りによって殺されたトラウマにうなされます。
取捨選択が必要なようです。
召喚妖怪
妖怪によっては「お久しぶり」とか「顔を忘れるとこでした」などと嫌味をいうものがいます。
なるべく人語を話さない、黙って仕事してくれる妖怪がいいのかもしれません。
最強の称号
前世の記憶から、最強であることに懲りた!
なので、今度は勇者アミュの陰に隠れて、普通人になりすます。
しかし、そんな「隠れ蓑」にしているアミュを狙う者を、陰で始末していた結果・・・
成長機会を奪われたアミュは、武術大会でも敗退するほどに弱体化してしまいます。
結局、セイカが優勝してしまい「最強の称号」が、勝手に転がり込んできてしまいました。
傭兵を養成するルグローク商会が、武術大会に送り込んできたカイル。
先に魔法学園に入り込んでいた「なんちゃって勇者」メイベルが、彼に倒されることで商会が注目される手筈であった。
このように「勇者」だけじゃなく、「なんちゃって勇者」の邪魔までしたセイカ。
勇者の天敵は陰陽師?
これがセイカの異世界での成果と言ったところでしょうか?
文章:ヒトツメロバ