出典:©夜州/一二三書房・自重を知らない製作委員会
両親を亡くし天涯孤独の椎名和也は、コンビニ強盗に刺殺されてしまった。
だが、この運命は神様の手違いであったという。
七柱の神から、それぞれ最高の加護とステータスを与えられ、異世界へ転生する。
しかし、カイン・フォン・シルフォードとして転生した異世界には、それでも倒せない強敵が存在していた。
それは遊戯神アーロン。かつて、この世界を戦争の絶えない世界にして、楽しんでいた神である。
そのアーロンを封印したのが、先に転生していた和也の両親であった。
かつて両親が命と引き換えに守った世界を、今度は和也が、復活したアーロンから守るのだ。
もっと力を付けるまで、敵に存在を知られてはいけない。目立たぬよう控えた行動をしなければいけない。
・・・だのに、うっかり力を使っては、いつも怒られているカイン・・・イライラさせる天才なのだ。
モテまくる!
リラックス魔法で女子をあやす・・・見ているこっちはイラっくすですわ。
こうして次々と集まってくる女子で、大ハーレムを形成していくのでしょう。
やがて大人になって、リラックス魔法を駆使して、さらに女性を手玉に・・・
攻撃魔法で生活できる!?
魔物狩りと称して、その辺に巨大なクレーターを作りまくる。
いつか温泉でも出ようものなら、観光事業でウハウハ?
石油でも出ようものなら・・・
イケメンになる
かつて和也の両親とPTを組み、アーロンと戦ったユウヤは別の世界の創造神となっていた。
その世界では時間の流れが違う。そこでの1日は元の世界の1年だという。
魔獣も桁外れに強く、そっちの世界で修行する。
こうして5日・・・5年間過ごしたカインは変わり果てた姿に・・・いい方向へ。
先に亡くなった和也の父母と冒険者PTを組んでいたユウヤは、自分だけ生き残ったことに引け目を感じていた。
そのユウヤによって神をも倒す最強の存在に育て上げられ、やがて領主にまで上り詰めたカイン。
まさに大逆転異世界人生。
これも「親の七光り」と言うべきか。
死ねばいいのに。あ、死んでたわ。
文章:ヒトツメロバ