出典:©2018 あっと・KADOKAWA刊/旭丘分校管理組合劇場
このアニメは2018年の夏に劇場版として公開されました。アニメーション制作はSILVER LINK.が担当しています。
内容は「のんのんびより」、「のんのんびより りぴーと」に続き夏休みが終わりに近づいたある日のことです。
そこで新たな出会いが生まれます。
沖縄旅行にいくのん。
ある夏の日、田舎での生活を過ごしていた旭丘分校の生徒、宮内れんげ(みやうちれんげ)、一条蛍(いちじょうほたる)、越谷夏海(こしがやなつみ)、越谷小鞠(こしがやこまり)の面々。
そこに車に乗って町に買い出しに行く加賀山楓(かがやまかえで)と、宮内れんげの姉であり、旭丘分校で教師をしている宮内一穂(みやうちかずほ)に出会います。
そこで彼女たちは一緒に車に乗り込み同行する事になりました。
道中、越谷姉妹の兄の越谷卓(こしがやすぐる)を拾い、旭丘分校の全員でデパートに行くことになります。
そしてデパートで買い物をした彼女達は福引き券をもらいますが、れんげは福引きで残念賞のティッシュを当ててしまいます。
それを見ていた一同はしり込みしてしまいます。
そこでいつもは影が薄い旭丘分校で唯一の男子の卓が特賞の沖縄旅行券を当てます。
それから旭丘分校の生徒たちとのそのOBたちの宮内ひかげ、富士宮このみ(ふじみやこのみ)、加賀山楓や宮内一穂もまじえてみんなで沖縄旅行に行く事になりました。
楽しい時、時間が過ぎ去るのがはやい。
いつもは雑に扱われて、会話をしても何かの音で塞がれ音声がまったくない卓が物語の最初に大金星を上げるシーン。
このアニメの中で彼の存在を忘れかけてしまう人達に静かに存在感をアピールしている様に見受けられました。
この3泊4日の沖縄旅行で彼女たちは充実したバカンスを過ごします。
海で泳いだり、シュノーケリングでマンタを見たり、カヤックに乗って川を渡ったりします。
そして泊まった旅館の一人娘の新里あおい(にいざとあおい)と夏海は同じ年でしたが彼女は旅館の手伝いをしていました。
そんな彼女でしたが、親に隠れて夜、バトミントンの練習をしているところを夏海にみられてしまいます。
二人は「かあちゃんが怖い」という共通項を持っていて、そこから意気投合して仲良くなります。
ところが今回のアニメでの夏海は、旅行が終わって家に帰るとき、仲良くなったあおいと別れることが嫌で、普段とは違う姿を見せるのです。
ここがこのアニメの軸になるのだと思います。
文章:針尾