出典:©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP
「週刊ジャンプ」で2003年から連載されていた『銀魂』は剣士の坂田銀時と、同じく剣士の志村新八と、夜兎(やと)族という宇宙民族のチャイナドレスを着た14歳の少女・神楽の物語です。そして、北海道の空知地方出身の漫画家「空知英秋」の作品です。
『銀魂』あらすじ
時は江戸時代、地球は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人の襲来を受けます。江戸の町はアマントにより開国を迫られていました。徳川幕府の将軍が暗殺の標的になるなど過激な展開もあります。銀時の仲間では真選組の沖田総吾や桂小太郎が活躍しています。
物語は進み、地球の政権を握った天人が開国の際に造った宇宙船発着のための基地「ターミナル」にて、宇宙のツワモノが日常的に行き来します。
そんな中でも神楽は宇宙最強の戦闘種族とも言われる夜兎族の末裔なので彼らのシマ・かぶき町は万屋によって安全な毎日を送ります。
『遊びと真剣のギャップが凄い!』
ストーリー自体があってないようなもので基本的には井戸端会議的な世情により一話完結することが多いです。映画版のストーリーはしっかりと構成されており、テレビアニメ版のストーリーのゆるさとギャップがあって楽しいです。
基本的に鑑賞する人間をいかに笑わせるかという脚本家の勝負心が肝であり、このシリーズに脈略は必要ありません。神楽がいつも乗っている巨大な犬にも注目です。それとでかいペンギンも出てきます。
絶妙な形で地球外生命体と共存しているかぶき町の人々の心意気に感動させられます。生前は吉田松陽して活躍し、龍脈(アルタナ)の力により復活し、虚(うつろ)としてかぶき町に現れ地球壊滅を目論む一人の男と対峙した時、銀時は地球のための最後の決戦に向かいます。
文章:Shinichiro.S