出典:©麻生羽呂・高田康太郎・小学館/「ゾン100」製作委員会
あらすじ
子どもの頃の夢を思い出し、必要な物を求めて水族館にやってきたアキラ。
目当てのものを手に入れると、そこへゾンビに追われる生存者たちが押し寄せて来る。
その中には“リスクヘッジのお姉さん”の姿もあって…。
子どもの頃の夢
やりたい事をやっているアキラに憧れて、ケンチョは髪を染める。
芸人になるならインパクトがある方が良い、そう口にしてケンチョは金髪となるのだった。
「なあ…ケンチョよ。俺…スーパーヒーローになってみたいと思うんだが」
「いいけどお前…空飛んだり、糸出したりできなくね?」
眼を輝かせているアキラに対して、ケンチョは現実的な意見を口にする。
しかし、アキラは“ゾンビに対抗する手段”を調べていたのだった。
そして2人は“水族館”へと足を運ぶのだった…。
アキライガー参上!
水族館で手に入れた「シャークスーツ」に着替えたアキラは、生き残っていた生存者たちを水族館へと導く。
その中にアキラは見知った顔がある事に気付く。
「あの時の…リスクヘッジお姉さん。こんな所で会えるなんて、奇跡だ。何なら運命の出会いだ!」
リスクヘッジお姉さんにかっこいい所を見せたいアキラだったが、無残にも大量のゾンビに嚙まれ続ける事に…。
シャークスーツは防刃スーツではあるが、防げた所で嚙む力がダイレクトに伝わる為、アキラは痛みに涙を流すのだった。
「うっ痛ぇ~!助けてくれケンチョ~!」
非情にもケンチョは、アキラを見捨てて水族館の入口ドアを閉めるのだった…。
全体的な感想
子どもの頃に憧れた夢を叶えている人って凄いと思うのです。
なりたい自分、なりたかった自分に向けて努力を惜しまない人って本当に強いですよね。
アキラは、子どもの頃の夢を思い出して見事に生まれ変わりましたね!
アキライガー、かっこいいじゃないですか…!この状況下においてスーパーヒーローがいたら本当に救世主ですよ!
見事に人々を守る為に行動していて素晴らしかったです。
良い所を見せようとして、ゾンビに噛まれ過ぎて泣いていたのはちょっとダサかったですけれど…。
それでも、リスクヘッジお姉さんの為に命懸けで助けに行く姿は最高にかっこよかった。
このゾンビだらけの世界で、唯一無二のスーパーヒーローになってくれアキラ!!
文章:クラッシャー佐藤