出典:©︎真木蛍五・講談社/式守さん製作委員会
あらすじ
和泉くんが風邪で学校を休んでしまい、ノートを取る事をお願いされた犬束は式守さんから刺さるような視線を向けられる。
犬束は式守さんにライバル視されていた。
八満は、和泉くんにノートを届けに行く2人を尾行。その途中、式守さんが漏らした一言で、その“視線”の理由を察するのだった…。
嫉妬の妖怪
風邪で学校を休んだ和泉から、ノートを取ってくれとお願いされていた犬束だが、その状況を見た式守が口を開く。
「へー、ノートを。私…何も言われてない」
式守の視線と言葉に、思わずたじろいでしまう犬束。
和泉と同性でありながらも、なぜか式守にライバル視されている犬束は、式守の事が少し怖い様子。
しかし、なんだかんだ和泉からの自分にだけのお願いに喜びも隠せない犬束なのだった。
「犬束君…今日、その…一緒に和泉さんの家いってもいい?」
式守の提案に思わず“げっ!”と声を上げてしまった犬束だったが、2人は一緒に和泉の家へと向かう事に。
相性最悪?の2人を見かねた八満は、2人を尾行するようだが…。
お見舞い
犬束と式守は、道中で寄り道をして和泉へのお見舞い品を買うのだった。
「こっちと…こっち…どっちが和泉さん好きかな…う~ん…」
悩みに悩む式守に、右右と口にする犬束。
その後も、毎度悩みだす式守に対して、直ぐに返事をする犬束。
しかし、そこで式守が変な言葉を口にしていたのだ。
それは、犬束に対して“兄さん”と口に出して呼んでいたのだった。
「今…兄さんって言った?」
犬束の言葉に、顔を赤らめながら逃走する式守。そこに全ての謎が解けたと口にして現れる八満。
彼女が辿り着いた推理とは…。
全体的な感想
途中まで、犬束君が本当に不憫でしたね!
式守さんに睨まれると、誰でも恐怖してしまいそうです。
式守さんに敵対視されていた理由も明白となり、犬束君の照れた笑顔を観られたので神回だと思いました!
後半のお話も、猫崎さんがめちゃくちゃ良かった。
正直かなり泣ける回だったと思います。めっちゃ青春してる!!
主人公の和泉君が居なくてもこれだけ盛り上がれるのだから…本当に素敵な作品だなと改めて感じました。
文章:クラッシャー佐藤