出典:©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
あらすじ
プレW杯は日本の敗北で幕を閉じた。試合を見届けて会場を後にしたリョーマは、そこで現地の不良たちに絡まれている桜乃に遭遇する。
桜乃を庇い、不良たちと対峙するリョーマをけしかけられたドーベルマンが襲う。
それを退けたのは白馬に跨った少年だった。彼は、馬に跨ったままテニスラケットでボールを放ち、不良たちを追い払ってしまう。
桜乃を見て心を奪われた少年に、ボーイフレンドと勘違いされたリョーマは勝負を挑まれ、なんと互いに馬に乗ったままテニスで戦う事になるのだった…。
白馬の王子様
試合を見に来た桜乃だったが、試合は既に終わっており会場を後にする。
そして、別の場所で現地にいる不良たちに絡まれてしまっていた。
世紀末のチンピラのような髪型をした不良たちに絡まれて怯えていた桜乃だったが、偶然通りかかったリョーマが助けに入る。
「あっ、竜崎?なんでここにいんの?」
「リ…リョーマ君の応援に来たの」
自分達を無視してイチャイチャするリョーマと桜乃に苛立った不良たちは、ドーベルマン3頭を召喚する。
そんな時だった。白馬に乗った少年が通りかかり、馬に乗ったままテニスボールを放ち不良たちを一網打尽にする。
白馬に乗った少年は桜乃に一目惚れすると、隣にいるリョーマの事を彼氏と勘違いして勝負を挑む事に…。
馬上テニス
白馬に乗った少年と馬上テニスで勝負する事になったリョーマ。
馬に跨ったままテニスコートに入った2人は、1球で勝負をつけるという。
サーブを打とうとしたリョーマだったが、馬に振り回されて落とされてしまう。
なんとか馬に跨り、再びサーブを打ったリョーマだが馬に舐められ続け圧倒される。
だが、ラリーを続ける内に馬に慣れたリョーマは普段と同じような球を打てるようになる。
「この短時間でコツをつかんだようだな」
「結構面白いじゃん!これ!」
しかし、相手の高い打球に対してリョーマは馬を踏み台にジャンプしてCOOLドライブで返球してしまうのだった。
「馬から落ちたけどさ。やっぱこれって…」
「引き分けだ」
本当の決着は本戦でつける事になるのだった…。
全体的な感想
何でこんな世紀末ヘアをした不良がいるんだ!って一目見て思いました。
そして、相変わらず不運で不幸な桜乃!それでもリョーマを応援したくて日本から駆け付ける姿が可愛らしくて良いですね!
ドーベルマンが出てきたのも訳が分からないですが、白馬はもっと訳が分からなかったです。
そして、馬に乗ったままテニスをするのはそれ以上に訳が分からなくて頭が痛くなりました!
馬に乗りながらテニスコートに入るってどういうことなの…!?
そして、普通にテニスをしているのもどういうことなの…。
流石はテニプリの世界ですね。予想の斜め上を毎回いきます。
馬上でも普通にテニスをするリョーマは流石でしたね。慣れるのがはやい!
本戦で決着をつけると言っていたので、アメリカとフランスの対決が楽しみですね!
文章:クラッシャー佐藤