出典:©竹町・トマリ/KADOKAWA/「スパイ教室」製作委員会
スパイ学校の8名の落ちこぼれ生徒が集められた「陽炎パレス」
彼女たちはクラウス先生の課題をこなしながら、スパイチーム「灯(ともしび)」として、成功率ほぼ0の「不可能任務」にも出動する。
いつもクールで無表情ながら、常に生徒たちのことを気に掛けているクラウス先生は、ここぞ!という場面で現れるのだ。必ず。
そこにはクラウス先生の教育者としての信条も見えてくる?
生徒の気持ちを尊重しなければならない
「暗殺者狩り」任務から戻ると、留守番部隊であるティア、モニカ、アネット、エルナの4人がいない。
リリィたち他の4名が「暗殺者狩り」している間、クラウス先生から出された課題「先生の手に触れる」を達成後、新しい任務に出たまま帰らないのだ。
彼女たちが事件に巻き込まれた可能性をクラウス先生は指摘し、その足跡を追う。
彼女たちは記憶喪失のアネットの母親を騙る敵国の女スパイに、国外逃亡の手助けさせられていた。
クラウス先生はすっかり騙されている生徒たちの気持ちを汲みながら、陰で敵狙撃手を撃退するなど、サポートに追われる。
生徒の期待に応えなければならない
かつてクラウス先生も所属していたスパイチーム「焔(ほむら)」を壊滅させたのは、謎のスパイチーム「蛇」である。
その「蛇」の一員で、相手を洗脳して手駒にすることを得意技にしている紫蟻(むらさきあり)によって、地下のアジトに捕らえられたティア。
だが、ティアが「助けてクラウス先生!」と一言呼べば、「助けよう」と、その辺から即参上するのだ。
生徒の努力を無駄にしてはならない
いつも神出鬼没なクラウス先生。いつの間にか姿を消すことも度々である。
だが、珍しくデスクワークに勤しみながら待つものとは?
バニーガール姿のグレーテとティア!
彼女たちはハニートラップを仕掛けて、1本取りに来たのだ。
せっかくバニーガール姿になった、グレーテとティアの努力を無駄にはしてはいけない。
常に動き回っていて、かくれんぼが上手で、ムッツリスケベなポーカーフェイス・・・
そんなクラウス先生に、私はなりたい。
文章:ヒトツメロバ