出典:©大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
実写紙芝居OP
AC部による実写紙芝居OPが突如として始まる。
それは紙でありながらも、紙ではない躍動感を魅せる。
見る者すべてを魅了するハイクオリティ紙芝居OPに視聴者はゴクリと息を飲むのだった…。
ヘルシェイクヤノ
OP後も実写紙芝居のまま、物語が始まりを告げる。
物語は「ヘルシェイクヤノ」についての話だった。
ヘルシェイクヤノとは、「かつてビッグ武道館で伝説を築いた男ミュージシャン」である。
誰にも知られずに姿を消したヤノを探して密着取材をする事を決意した取材班たち。
「ドドーン。感動ドキュメンタリー特集 ライジングヘル~ヘルシェイクの矢~」
ラーメン屋で働くヤノを発見した取材班は、早速ヤノに密着取材をする。
ヤノの動きを見ていると、そこに元マネージャーが現れた。
マネージャーは“トップミュージシャンが競い合うコンテスト”に出ないかとヤノに声をかけるが、音楽を完全に忘れたヤノはマネージャーを突っぱねるのだった。
しかし、大会当日。そこには会場を訪れるヤノの姿が…。
ミュージシャ1GP
音楽を忘れたと言いつつも、なんだかんだ出場を決めたヤノは「優勝するテンションしてきたぜ!ヘルヤ~!」とマネージャーと共に声を荒げる。
「出演者は待ち時間の4分間ミュージシャを披露。審査員がボタンを連打して加算した合計得点で競います」
たった一言で1000点満点を記録した“主語抜けプリンス”に対しても勝つ気で挑むヤノ。
そして、遂にヤノの出番が来るのだった。
「エントリNo.2 ヘルシェイクヤノ!」
ギターを抱えて現れたヤノだが、音楽を忘れていた為ここで致命的ミスに気付くのだった。
「ド…ドレミのドはどこだ!?どこを押せば良いんだ!?」
狂乱するヤノにマネージャーがタオルを投げ込む。リタイアかと思われた矢先、ヤノはラーメン屋で学んだ動きを見せるのだった。
煩悩を捨てて心に地獄を取り戻したヤノの目の前に現れたのは「108弦が張ってある除夜のギター」だった…。
全体的な感想
いやー、これは間違いなく神回でしょう!
前半も後半も完全に実写紙芝居ですよ!?こんなアニメ見た事ないですよ!
しかもアニメよりも躍動感が合って…本当に紙芝居なのか?と疑いたくなりましたね。
作画もクオリティも高くて…もういっそこの路線でやっていくのはどうでしょうか!?
AC部の狂気度を改めて感じましたね。本当に素晴らしかったです。
ちなみに、肝心の内容が全く頭に残っていないです。その位にハイクオリティだったという事です。おみそれいたしました!
文章:クラッシャー佐藤