出典:Ⓒ吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
あらすじ
3話は『三百年以上前の刀』というタイトルです。
『縁壱零式』の中から出てきた刀は錆びていて使い物にならない状態でした。
刀の出現に大喜びしていた炭治郎と小鉄はガッカリ。
そこに行方不明だった鋼鐵塚が現れ「後は任せろ」と刀を持ち去ろうとします。
揉めている三人のところに鉄穴森が登場し、鋼鐵塚は炭治郎を死なせないように修行をしていたと話します。
納得した炭治郎と小鉄は鋼鐵塚に刀の研磨を任せることに。
平和に思われた刀鍛冶の里でしたが、既に上弦の鬼の襲撃が始まっていました。
里の人を玉壺が襲い、炭治郎と無一郎の居る部屋には突然半天狗が現れました。
圧倒的な強さの半天狗を前に苦戦する炭治郎たち。
玄弥も参戦しますが、上弦の鬼である半天狗は首を切っただけでは倒せないどころか、首を斬ると余計に厄介なことになることがわかり…。
上弦の伍・玉壺と上弦の肆・半天狗
上弦の伍・玉壺はとても芸術家のようです。自身の見た目も、ものすごく芸術的ですね!笑
鬼になる前は人間なのでそれなりの人生があったと思うのですが、「どうしてそうなった?」というビジュアルですね!笑
里の人を食べて「不味い」と言って吐き出すなんて失礼この上ないです。
性格もプライドが高くて嫌味な感じですね。
特に探索能力もないように思うのですが、どうして玉壺は刀鍛冶の里の場所がわかったんだろう?不思議です。
上弦の肆・半天狗はいつも怯えている気の弱そうなお爺さんという印象でした。
首を落とすと分裂増殖の上、若返るという能力を持っていました。
現在、半天狗は四体になっています。本体がどれかわからないってすごく厄介ですね。
四体はそれぞれ『喜怒哀楽』の属性を持っており、能力もそれぞれ違うようです。
急所のわからない鬼は急所を探すだけで、鬼殺隊の命がいくつあっても足りないくらいです…
堕姫・妓夫太郎の時のように四人同時に切ればいいのか、切ったところでまた増えるのか…
命懸けですから、「試しにやってみよう!」など呑気なことを言っているヒマはないですもんね。
霞柱・無一郎くんは可楽(喜)の葉団扇ひと振りで、遠くに吹っ飛ばされてしまいました。
柱不在の中、炭治郎たちがどう知恵を絞って力を合わせて耐え抜いてくれるか?
次週までハラハラします!
無一郎に変化が・・・
年齢の割にとてもしっかりしている無一郎くん。
何でもすぐに忘れてしまうし、個人的な情けをかけず…というかお館様への忠誠心と鬼を倒す以外の感情が無いような気がしますが、炭治郎の言った「人のためにすることは、巡り巡って自分のためにもなっている」という言葉に目を丸くして反応していました。
やはり無一郎くんも過去に何か、自分の感情を失ってしまうような出来事があったようですね。
助ける優先順位が低いと頭でわかっていたものの、玉壺の術で作られた鬼に襲われている小鉄くんを見つけた時に、炭治郎の言葉を思い出し小鉄くんを助けに行きました。
そしてあの名ゼリフ「邪魔になるからさっさと逃げてくれない?」を今回聞くことができました!
まとめ
毎回思うのですが、炭治郎って本当に良い子ですね。
誰に対しても嫌味がないし、思春期・反抗期の玄弥に拒否されても仲良くなろうとしたり、冷たい態度の無一郎くんにも自然体で接していますし。
炭治郎の言葉に目を丸くした無一郎くんの瞳に、一瞬だけ光が入りましたね。
絶対に無一郎くんは自分を取り戻す日が来るはずです。
無表情な無一郎くんがいつか笑顔を見せてくれますように。
文章:天蔵