出典:©2016 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば製作委員会
2013年10月1日から2020年の春まで6年半続いたこのライトノベル作品のテーマは「転生」です。今回紹介するその1では、主人公のカズマが子供を助けようとしてトラクターに轢かれ死んでしまうところから始まります。その後も割と死にます。でも最初の転生で出会ったアクアという女神との絆は深まることはあっても互いに離れようとはしません。死後の不思議な世界のお話です。
カズマとアクアの最初の出会い
トラクターに轢かれたカズマはアクアという女神と対面します。「あなたは無駄死にをしました。」そう、カズマはトラクターとトラックを間違えて無駄に轢き殺されてしまったのです。カズマが助けた子供も流石に迫りくるトラクターに轢かれるほど鈍感ではなく‥。カズマに突き飛ばされなければ無傷だったことをアクアに暴露されます。
アクアに転生を勧められたカズマは魔王が支配するRPG的な世界へと転生します。アクアは転生に当たって好きなものを一つだけ与えてくれると言います。カズマはアクアを連れて行くと言い放ちます。すると何故かその願いが叶ってしまい、カズマもアクアも戸惑いながら、始まりの街で新たなストーリーが紡がれようとしています。
登場するキャラクターは決して裏切らない
アクアからは“ひきニート”扱いされているカズマですが、その実はいとも可愛らしく美しい姿の少年です。そしてもちろんハーレム状態になるこの先の登場人物もカズマのキャラクターにドンピシャでハマる特徴のあるキャラクターが揃っています。
『その1』今はまだアクアと二人きり、物語の原点は確かにこの二人から始まったのです。
まとめ
エロとユーモアが魅力の(このすば)『この素晴らしい世界に祝福を』もはじめは宣誓のように、視聴者を説得するような不思議なエピソードで観る者の想像を誘導します。正直、筆者の1話の感想は、B級でした。しかし、色々なサイトのライトノベル・ランキングでSAO(ソードアートオンライン)に続いて2位の座を守り抜くには理由があるはず、と思って見続けました。
やはりわかり易く中毒性のある物語だということが、徐々に判明してきます。是非一度この屈託のない世界観に触れていただきたいと思います。
文章:S.Shinichiro
こちらもチェック!!
『この素晴らしい世界に祝福を!』第2話 「この中二病に爆焔を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第3話 「この右手にお宝を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第4話 「この強敵に爆裂魔法を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第5話 「この魔剣にお値段を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第6話 「このろくでもない戦いに決着を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第7話 「この凍えそうな季節に二度目の死を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第8話 「この冬を越せない俺達に愛の手を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第9話 「この素晴らしい店に祝福を!」【感想】