出典:©2016 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば製作委員会
不慮の事故で死亡して女神アクアの元に転生して記憶はそのままにしてもらったカズマ、そして、なぜか人々の成仏を放棄してカズマに付き添うことになったアクア。
二人の最終的な目標は魔王討伐。既に前々回の戦いで魔王の幹部8人のうち1人(デュラハン)を討ち取ったカズマたち一行は、借金地獄で越冬も難しい状況を打破する一手を手に入れます。
越冬大作戦
女神アクアと紅魔族めぐみん、クルセイダーのダクネス、そしてカズマの4人パーティーは、借金地獄でろくに冬も越えられず焦っていました。そんな中カズマが新しい魔法スキルを覚えたいという理由でアクセルの街の魔法道具専門店に行くことになります。お供するのはアクアです。
魔道具店に到着し、お店の奥から出て来たのはかつてアクアが成敗しようとした因縁の相手ウィズでした。そして、タイミングよくウィズの元に仕事の依頼が舞い込んできます。お化け屋敷と化している1棟の屋敷を浄化してほしい、というものでした。
カズマ達は、ウィズからその仕事を預けてもらいアクアの力で屋敷を浄化する代わりにその屋敷を当分の間寝床にさせてもらう、という契約をします。
ヒヤヒヤのお化け屋敷
もうそろそろ安心させて欲しいこの物語ですが、今回も焦(あせ)らされる展開が続きます。心強い味方になってくれそうなウィズがアクアに消されそうになったり、お化け屋敷でアクアがいない間にめぐみんとカズマがフランス人形の群れに襲われたりと、気が抜けない展開が続きます。
因みに今話でウィズが魔王城の結界を形成する魔王軍の幹部の一人だということが判明します。これが伏線となるのかどうか、「アクセルの街」での出来事だけではこの先がどう続くのか見当もつきません。
まとめ
今話はめぐみん、次の話(その9)ではダクネスがカズマとちょっとエッチな関係になります。一つ前の話(その7)でカズマが首ちょんぱされたトラウマと、立て続けに起きるセクシーなハプニングで観ているこっちはどうしていいのか分からなくなります。
とても無理のある物語のような気がします。視聴者が予想通りだと思うタイミングがほぼありません。の割には10話あたりでは、期待している裏切りが肩透かしを喰らったりと、翻弄されます。引き続き翻弄されながらも期待通りの展開に期待したいと思います。
文章:S.Shinichiro
こちらもチェック!!
『この素晴らしい世界に祝福を!』第1話 「この自称女神と異世界転生を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第2話 「この中二病に爆焔を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第3話 「この右手にお宝を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第4話 「この強敵に爆裂魔法を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第5話 「この魔剣にお値段を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第6話 「このろくでもない戦いに決着を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第7話 「この凍えそうな季節に二度目の死を!」【感想】
『この素晴らしい世界に祝福を!』第9話 「この素晴らしい店に祝福を!」【感想】