出典:© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
魔王討伐から50年が経ち、四英雄もすっかり年老いた。だが、長寿のエルフ族・魔法使いフリーレンだけは変わらない。
そして勇者ヒンメルの死去を受けて、魔族の残党が行動を始める。そんな中、フリーレンは僧侶ハイターの弟子フェルン、戦士アイゼンの弟子シュタルクを従え、魔法収集しながら、死者の魂と対話できる場所オリオールを目指す。ヒンメルの魂に会うために。
この旅で彼らはどう変わり、成長していくのか?
シュタルクの変化
極寒の中、気を失い、フェルンに背負われるシュタルク。
背負われながら「いい匂い」
だが、気付けば山小屋で見知らぬエルフの裸男が横で寝ていた。その体を見て「いい体してんな」と好感触。
その後も移動中、女性ばかりの中では「気まずい」
戦士を探している男たちや貴族男のナンパにも、実は悪い気はしない?
フェルンの変化

出典:© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
あっという間にフリーレンの背丈を追い抜いたフェルン。
そればかりか、顔も丸くなっていく。
防御力を高めるために脂肪を付けるん?まだまだ体重もフエルン?
「魔法は好き?」「ほどほどでございます」で始まった旅も、
「食べるの好き?」「すっかりぶくぶくでございます」
彼女の目標は「1級魔法使い」。それどころか「メガトン級魔法使い」になることだろう。
全く成長しないフリーレン
1級魔法使い認定試験。
第2次試験のクリア条件は、前人未到ダンジョンの最深部に到達すること。
そこのラスボスの護衛として待ち構えていたのは、フリーレンのコピー体!
圧倒的魔力を有するフリーレンコピーを前に諦めムードが漂う。そこでフェルンはフリーレンの弱点を指摘し、一同は作戦を練る。
実は旅の間、何の成長もないフリーレン。ミミックと判別しても、宝箱を開けてしまうのだ。そんな彼女の習性を生かす手はない。
目の前にミミック箱を置いておけば、ほいほい開けるだろう。ミミックがコピーを噛んでいる隙に、ラスボスを倒してしまえば簡単ではないか。
フリーレンの師匠の師匠ゼーリエは言う。
エルフは長寿に甘えて、のんびり魔法の修練をする。一方、短命の人間は貪るように修練を重ね、その技を次世代へ繋いでいく。その積み重ねはやがて、我らを凌駕するだろう、と。
普段から魔力を隠しているフェルン。その魔力はすでにフリーレンを超えてるのかもしれない。
ふくよかな体格はきっと、魔力太りなのだ。
文章:ヒトツメロバ