出典:(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
第1期の初回放送が2013年4月6日です。第3期の終了は2019年7月1日になります。2020年に向けて、さらにストーリーは進みます。原作となるアニメは2019年8月時点でいまだに連載されているので、今後の展開にも注目です。
3枚の城壁
何かの実験の副産物なのか、異常気象が起こした突然変異なのか理由が全くわからないまま、「巨人」は突如として世界に現れました。人間たちは「種の保存」が途絶える危険性すら感じ城壁を建てます。「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という3枚の障壁は、人間たちにとって最期の希望です。しかし「超大型巨人」や「鎧巨人」によってその壁すら突破されてしまった世界はいよいよ絶滅の危機に立たされようとしていました。
絶滅の危機に立たされて気づく社会性
基本的にはパニック・アニメーションですが、所々で政治や宗教の話も混じってきます。コミュニティーが縮小すればするほど、地域の結束と改革を行う体力が試されることになります。人間が生きるための革命を起こそうとする姿に、強い社会性をみることができます。
新たに「獣の巨人」や「女型の巨人」が現れる中、自治警は必死に壁の修復を行います。物語も中盤に差し掛かると巨人の歴史が見え始めてきます。
進撃の巨人の正体とは
かつて「エルディア帝国」と呼ばれる国に「九つの巨人」という戦士たちがおり、その中の一つに「進撃の巨人」と呼ばれる者がいたというのです。時系列を戻し、現在人間を滅亡の淵に陥れているヒトを捕食する巨人は「無垢の巨人」と呼ばれる者です。果たして伝説の巨人たちにより世界は救われることになるのでしょうか。
文章:Shinichiro.S