出典:©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
あらすじ
チームYとの試合をきっかけに、潔はランキングを上げチームZの中心となっていた。
そして次の対戦相手は、双子の鰐間兄弟が率いるチームW。
アイコンタクトと、恐るべきコンビネーションを武器に立ちふさがる鰐間兄弟。
彼らは、かつて同じチームでプレーしていた千切豹馬に対し、過去のトラウマに触れ挑発する…。
双子ならではのプレー
次の対戦相手は双子の鰐間兄弟を要するチームW。
早速、チームZは次の対戦に向けてミーティングを開始する。
「この双子が得意とするのはコンビネーションプレー。馬狼率いるチームXに勝った時も、この2人で4点決めてる」
「2人の距離感・動き出しのタイミング・パス&ゴーは、注意してても簡単には防げない強力な武器だ」
チームWの情報を共有しながらチームZが立てた作戦は“分断”する事だった。
1人じゃ能力を発揮できない鰐間兄弟を完全に分断して戦う方針を決めたチームZ。
そこで、長風呂から戻ってきた久遠が正確な作戦と作戦名を口にする。
「3×3オールスター作戦!」
メンバーからネーミングセンスを非難されるも、我牙丸だけは久遠の作戦名を気に入るのだった…。
12対10
チームWに対して恐ろしいほどに作戦が決まっていたチームZは、久遠が3点決めてハットトリックを達成する。
誰もが勝利を確信したが、あっという間に鰐間兄弟によって3点を失ってしまい同点となる。
失点はいつも久遠のミスから奪われていた。久遠の怪しい表情に気付いた潔が口を開く。
「久遠。お前…裏切ってんのか?俺たちの事」
「ここからは…12人対10人でやろう」
裏切り者の久遠はチームWに平然とパスを送り、あっという間に4対3のスコアとなりチームZは逆転を許してしまうのだった。
全員が苦しい表情を見せる中、千切は潔の後ろ姿を見つめて…。
全体的な感想
久遠の作戦名はともかく、作戦自体はしっかりと考えられていましたね。
久遠がハットトリックした時はめちゃくちゃ強いと思いましたが、まさかの裏切り…。
得点王であれば1人だけ次に進めるからと言って、中々にエグイ事をしてきましたね。
スコアは3対4。10人対12人という絶望的な状況の中、チームZはどう動くのでしょうか…!
次回が待ち遠しいです。
文章:クラッシャー佐藤