アニメコラム

鼻毛真拳の使い手ボーボボ『ボボボーボボーボボ』綺麗なバラには棘がある(2003年)

出典:©澤井啓夫/集英社・東映アニメーション

『ボボボーボボーボボ』は2001年に澤井啓夫氏が発表したギャグ漫画を2003年にテレビアニメ化したものです。連載前の打ち合わせでは編集部がタイトルを「ボーボボ」でいきましょうと提案したところ、澤井氏がどーしてもボボボーボを入れて欲しいと懇願して現在の作品ができたということです。

自由を願うボーボボ

舞台は西暦300X年の未来の地球の話です。マルガリータ帝国の皇帝がその権威を振るってプロパガンダ(政治に関わる心理的誘導)のために国民を全員丸刈りにすることを決定しました。そんな規律の厳しい理不尽な世界で主人公のボーボボはやるせなさを感じ、ひとり皇帝率いる帝国軍と戦う物語です。ちなみにボーボボ自体はモフモフのアフロヘアーです。そして、ボーボボはバビブベボで始まる5人兄弟の末っ子です。201cmのマッチョな体格をほこり、自らの鼻毛を武器に戦う「鼻毛真拳」の使い手です。果たしてボーボボは世界の丸刈り地獄から国民を守ることができるのでしょうか。

毎回、社会の不条理と戦い、成長していくマッチョな男・ボーボボの活躍に感動するのと同時にその背中の哀愁に切なさを感じます。

昨日の敵は今日の友

「毛の自由」というテーマは一般的にも共感を得るテーマかと思います。数多くの戦いを経て、毛狩り隊Aブロックの隊長の「ところ天の助」が味方になるシーンは見所の一つです。スーパーで10円で売られていたところをボーボボが買ったのです。

やはり澤井啓夫氏は天才なのか

この作品には泣けてくるほど、ずば抜けたギャグセンスが光っています。あなたは、切なくなるほど面白いユーモアと出会ったことがありますか?この作品では、とにかく国民のために一生懸命戦うボーボボとその仲間たちの共生の姿が美しく描かれています。この作品のもたらす漫画界への影響は大きく、様々なコラボレーションも実現しています。最後まで一瞬たりとも見逃せないギャグの連発が楽しい作品です。

 

文章:Shinichiro.S

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