出典:© 2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会
空想が好きな浅草氏、金儲けが好きな金森氏、アニメーター志望の水崎氏。
3人の女子高生がそれぞれの特性を生かして映像研を立ち上げ、アニメ制作に臨む。
そんな彼女たちの前に立ちはだかったのは生徒会の会長・・・いや、書記のさかき・ソワンデだった。
映像研と生徒会書記ソワンデとの戦いを紹介したい。
予算審議会の戦い
部活や同好会の次期予算を決める場所、それが予算審議会。
作品を発表してアピールすることになった映像研だったが、学校側から提供された備品の破壊や野生のタヌキを餌付けしていることなどを問題とし、作品発表自体を阻止しようとする生徒会長。
備品の老朽化、学校側の保安責任で不祥事だと切り返す映像研。
こんな生徒会長と金森氏との間に割り込んできたのが、書記のソワンデだった。
浅草氏の泣き落としに屈し、作品発表を許可してしまう。
破壊行為ばっかりかと思ったら、「ちゃんとやってることやってんじゃないか」
予算承認でソワンデの負け!
学校規則の戦い
アニメ制作を続けるには利益を生むしかない。
自主作品DVDの販売など、利益目的の活動内容を問題視され、学校側に呼び出された映像研メンバー。
ビジネスは生きる術だと主張し、それに制限を加えるのは学校教育の甘さで欠点だと指摘する金森氏に対し、学外の人間が生徒とお金で関わることが問題だというソワンデ。
体面を保とうとする学校側に押し切られる形で、映像研の学園内外での活動を制限されてしまい、ソワンデの勝ち!
ロケハンの戦い
映像研ロケハンにたまたま出くわしたソワンデ。
意味不明な機械を作り出したり、音を具現化して見せる映像研の理解不能のそのロケハン内容にさすがのソワンデも
「独自の世界だったわ」とサジを投げた様子。
まとめ
仕事を増やすな。
厄介事を持ち込むな。
映像研に振り回される生徒会。
ソワンデが登場すると嵐の予感、胸騒ぎ、ワクワクが止まらない。
文章:百百太郎