出典:©BANDAI/劇場版「くまのがっこう」製作委員会
くまのがっこう、ほぼ初見です!
皆さんは「くまのがっこう」という作品をご存じでしょうか。
2002年から絵本の第1作目が発刊され、タイアップ等も盛んな作品です。
筆者は最近の絵本事情にあまり詳しくなく、くまのがっこうはパンの袋や電車内で何となく見たことのあるキャラクター…程度の認識でした。
作品に登場するくまの女の子が「ジャッキー」という名前であること以外、ほとんど知らない状態でアニメ映画『くまのがっこう~ジャッキーとケイティ~』を視聴しました。
あらすじ
12匹のこぐまたちの中で、ジャッキーはただひとりの女の子です。
末っ子でちょっとお転婆なところもあるジャッキーはある日、ケイティというくまと出会います。
一緒に過ごしているうちに仲良くなったジャッキーとケイティですが、ケイティは身体が弱く、熱を出して寝込んでしまいます。
ジャッキーはケイティを元気づけるため、ケイティが好きなお花を探しに行きますが…
感想
全体的にほのぼのとしていて癒しを感じる作品でした。
ジャッキーが思っていた以上にお転婆で、でもちゃんと友達を思いやる気持ちに溢れているところが素敵だと思いました。
ジャッキーを心配して会議を開いたり尾行をしたりする11匹のお兄さんの不器用な優しさが愛おしく、それぞれに個性があって面白いなと感じました。
ケイティはジャッキーよりも少しお姉さんっぽい雰囲気ですが、ジャッキーを子供扱いせずに対等に接している感じがして好印象でした。
サイドストーリー的な感じで小さな動物(ねずみ?)が果物を探し求める姿がちょくちょく挟まれており、「彼らは無事にご飯にありつけるのか…?」という点も気にしつつ最後まで楽しく視聴出来ました。
キャラクターだけ何となく知っていた作品でしたが、初見でもとても分かりやすく、「もっとジャッキーたちのことを知りたい!」と思えました。
小さなお子さんや癒しを求める大人の方など、幅広い年齢層の方におすすめしたい作品です。
文章:大葉勺々