出典:©2016 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば製作委員会
『このすば』の愛称で多くの人に愛されているこの作品は、今年もしくは来年(2021年)に放送予定の3期を待ち望み、1期目の放送が(2020年6月現在で)再放送されているものです。改めて、“ざっくりした”作品だなという印象を持って再放送を楽しんでいる筆者です。
カズマとアクアに祝福を!
前回までのあらすじはカズマが不慮の事故で天界に迎えられ、アクアという女神と共に新しい世界で転生するというものでした。しかし、相変わらずのアクアの女神らしからぬ無防備さでジャイアントトード(巨大なカエル)討伐も難航。いちいちジャイアントトードに喰われかけ粘液まみれになるアクアだったのです。
そこで、カズマは新しいメンバーを迎え入れようと思いつくのです。そして現れたのが上級職の魔法使い・めぐみんでした。紅魔族の末裔で眼帯姿の中二病の少女はエクスプロージョンという1日一発限定の必殺爆裂魔法を武器としています。しかし、その幼いポリシーから最強と謳われる爆裂魔法以外は習得せず、しかもエクスプロージョンを放った瞬間に戦闘不能になるというカズマに言わせれば真のポンコツだったのです。
新たな仲間めぐみん参上
まず、めぐみんについてですが、早速エクスプロージョンを唱えて巨大なカエルを討伐し、後続のカエルに食べられかけた時にカズマに助けられる姿が自己紹介的なサービスショットなのでしょう。粘液まみれのめぐみんとアクアの2ショットはなかなか忘れられないインパクトがあります。アクアもアクアで本来は閻魔様な役割だったにも関わらず何故に立ち回りが鈍いのかと観ているこっちがヤキモキします。
まとめ
第2話はあっさりとめぐみんとの出会いを紹介する流れで締め括(くく)られました。正直観ているこっちまでめぐみんを見ていると嫌な予感しかしないという印象でした。
徐々にわかってくることですが彼女なりのポリシーを貫いた結果今の今までどんなパーティーからもはじかれて自分のわがままを許容してくれるパーティーを探し回っていたようです。そのせいでカズマ達との出会いの時も飢餓寸前の状態だったのは、筆者の勝手な意見ですが(そこにあるこだわりは)一筋はいった女の甲斐性とでもいうか、案外好印象でした。多少子供じみて入るけれど…。これからが楽しみになる第2話でした。
文章:S.Shinichiro
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