出典:©カラー/Project Eva.
アニメキャラへの憧れ
皆さんは、アニメを見ていて「このキャラクターみたいな生き方をしたい!」と思ったことはありませんか?
生き方を模倣出来なくても、服装や仕草、言動を真似てみたり…そういった経験はないでしょうか?
筆者も幼い頃から沢山のアニメを見て、「このキャラクターのようになりたい」と思い、実際に真似をしてみた痛い過去もあります。
せっかくなので黒歴史も含め、アニメキャラへの憧れからの模倣を振り返ってみます。
クール系女子への憧れ
幼い頃からクール系の男性キャラクターに憧れを抱いていましたが、中学生の頃に新世紀エヴァンゲリオンの綾波レイに出会ったとき、「私も彼女のように生きてみたい」と思いました。
なので当時は「とにかく綾波のようにクールに過ごそう、無表情を貫こう」と思っており、集合写真を撮るときも笑顔を作らず、仏頂面の私がそこにいました。
思い返せばすごく痛々しい黒歴史ですが、多感な時期なので仕方ないか…と今では笑える思い出です。
今でも綾波レイは好きですし、シン・エヴァにてロングヘア姿の柔らかい表情の彼女を見られて「この綾波も良い…」と思いました。
強い女性への憧れ
少し難しいアニメも視聴できる年齢になってから、攻殻機動隊シリーズを見る機会がありました。
視聴してすぐに「少佐(草薙素子)のような強い女性になりたい」と思い、今でも自分の理想の女性です。
媒体によって性格や見た目が違う少佐ですが、個人的にはテレビシリーズ(S.A.C.)の少佐が特に理想的です。
仕事では強い口調で命令をしたり男顔負けの戦闘能力を発揮する彼女ですが、ふとしたときに女性らしい気遣いを見せてくれるところが良いなと思います。
模倣で言えば、ヘッドホンを首にかけた状態のとき、「少佐が作中で付けていた身代わり防壁のシーンみたいだな」と思い、人がいないところで一連の流れを真似したりすることは今でもたまにあります…
今でもいろんなキャラクターに憧れています
他にも、BLACK LAGOONのバラライカやヨルムンガンドのチェキータなど、強い女性を見るとつい憧れを抱いてしまいますね。
彼女たちは強いだけでなく、たまにお茶目なリアクションをとったりするところに親しみを抱き、「自分もこんなお姉さんになってみたいな…」とよく思います。
しかし、夏目友人帳に登場する藤原塔子さんのようなおっとりした女性にも憧れます。
料理上手で優しくて、ちょっとお茶目で、でも怒るときは凄く怖い、そんな女性…良いですね!
これからもいろんなアニメを見て、「このキャラクターの生き方を参考にしたい」「このキャラクターの考え方を自分の人生にも取り入れたい」と感じることがあると思います。
ただ、完全に模倣するのではなく、自分自身の個性も大事にしつつ、その上でキャラクターから得た良いと感じた部分を吸収していきたいですね。
そうやってこれからも一人のアニメオタクとして楽しく過ごせたら、と思います。
文章:大葉勺々