出典:©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ボスの切り札
ジョジョ第5部のラスボスと言えるパッショーネのボス、ディアボロはほぼ人前に出ず、自分の親衛隊などを使って自分の正体を探ろうとしているものを始末しています。
物語の後半でボスはかなり追い詰められ、遂に切り札を使用します。
それがチョコラータとセッコ、二人のスタンド使いです。
元医者、チョコラータ
チョコラータは元医者です。医療ミスで解雇され、パッショーネに拾われました。
実はチョコラータはわざとミスをして患者を死なせており、それ以外にも健康な肉体にメスを入れたり、麻酔を弱めて手術中に患者を目覚めさせる、などの行為をしていたようです。
チョコラータのスタンド「グリーン・ディ」はカビを侵食させる能力を持っています。
チョコラータより下の位置にいる生き物にカビが発生し、カビに侵食されると体がボロボロになって崩れ、最終的には命を落とします。
「上から人の死を見るのが好き」というチョコラータの精神をそっくりそのまま形にしたようなスタンドですね。
「私は滅多に嫌悪というものを感じたりしないが、特にチョコラータは最低のゲスだ」というボスの発言がありますが、ボスが作中でやっていることもゲスと言えばゲスです。
そんなボスが言うだけあって作中でのチョコラータの行いはとてもゲスでした
元患者、セッコ

出典:©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
セッコはチョコラータの元患者、ということ以外は素性が明かされていません。
二人は何故か気が合い、セッコはチョコラータの言うことしか聞かないそうです。
セッコはチョコラータの指示でよくビデオを回しています。
良い画(チョコラータ好みの人が苦しんでいる場面)が撮れるとチョコラータは「よ~しよしよし」とセッコを撫でまくり、ご褒美として角砂糖をくれます。
セッコのスタンド「オアシス」は周りのあらゆる物を泥に変える能力で、地面を泥に変えて潜ったり、人を泥に変えることが出来ます。
地面を泥にして相手を沈ませることで下にいるものにカビが侵食する「グリーン・ディ」の効果が発動しやすくなるので、チョコラータととても相性の良いコンビと言えます。
二人の関係について考えてみる
二人の関係は色々と謎に包まれています。
セッコはチョコラータのことを「頭が良くて角砂糖を投げて遊んでくれる、預金もある、そしてとても強いから言うこと聞いていれば安心と思っていた」と言っています。
なのでもしかしたら、セッコはチョコラータに出会う前は不安定な環境で暮らしており、怪我か病気で病院に行った際に医者だったチョコラータと出会い、「この人と一緒なら安心」と思って身を寄せたのかも知れませんね。
チョコラータは十代の頃から人を苦しめることを楽しんでいましたが、セッコをよしよししたり角砂糖を投げているときもとても楽しそうに見えます。
チョコラータからセッコへの留守電にも彼なりの思いが込められており、セッコのことを大切にしているんだろうな、と感じました。
ペットと飼い主という見方も出来ますが、留守電の内容からチョコラータは父親目線でセッコを見ているのではないかな?とも思いました。
見る人によって好き嫌いが分かれると思うコンビですが、ジョジョ第5部を見る際はチョコラータとセッコにも注目して思いを巡らせてほしいです。
文章:大葉勺々