出典:© ジェイアイ/朝日新聞出版・伊藤潤二『マニアック』製作委員会
富江さんは美しい
筆者は数年前、兄からの勧めで伊藤潤二さんの漫画を初めて読みました。
その漫画に登場した「富江」(とみえ)という女性にとても惹かれことを覚えています。
富江さんは泣きぼくろが似合うミステリアスな美女です。
伊藤潤二『マニアック』というアニメにも富江さんが登場します。
富江さんは魅力的
「富江・写真」というエピソードに富江さんは登場します。
写真部の月子は友達の憧れの人の写真を撮り、代金と引き換えに写真を渡していました。
しかし風紀委員の富江さんに見つかり、月子は自分の憧れの人である山崎の写真とネガを没収されてしまいます。
その後、月子は山崎から写真を依頼されます。
その依頼内容はなんと、富江さんを撮ることでした。
月子は苛立ちながらも仕方なく富江さんを撮ることに。
しかし現像した富江さんの写真には、ある恐ろしいものが写っていました。
富江さんは謎に満ちている
富江さんは風紀委員として活動しているときは常に男子生徒を引き連れており、先生に対しても「ご苦労様」と上から物を言う感じで、まさに女王様といった印象を受けます。
最初は富江さんを見て「誰だろうね?」と言っていた山崎もいつしか富江さんに惹かれ、惨劇に巻き込まれています。
男子は富江さんに惹かれて彼女に従い、女子は富江さんの高慢な態度と行動に苛立ち、結果的に男女問わず狂わせる魔力を持つのが富江さんですね。
筆者は富江さんの見た目・仕草の美しさも大好きですが、清々しいほどのプライドの高さも大好きです。
結論:富江さんは恐ろしい
流血描写やおぞましい描写があるので、万人向けの作品とは言い難いと思います。
ですがそういった描写に耐性がある方は一度、伊藤潤二『マニアック』を視聴してみてはいかがでしょうか?
富江さんにまつわる物語以外にも様々なエピソードがあるので、ホラー作品が好きな方なら満足できると思います。
富江さんをみんなで愛でましょう。
文章:大葉勺々