出典:©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 ©ぴえろ/集英社
黒桃太郎とは
黒桃太郎は、漫画の幽遊白書に出てくる敵の悪いヤツです。暗黒武術会の裏御伽チームに在籍しています。
裏御伽チームには黒桃太郎のほかに魔金太郎、浦々島、死々若丸、怨爺がいます。
黒桃太郎は死々若丸がサイコロを振った結果、飛影と当たります。
飛影と当たる前に、飛影によって倒された魔金太郎を仲間であるにも関わらず蹴り飛ばすので、思わず桑原が「野郎。仲間だろ」と言います。
飛影との対戦
黒桃太郎は最初、飛影の剣を借りて自分で自分の腕を切ります。「痛ぇー。こいつは痛ぇぜ。よく切れるー」と言います。
暗黒武術会の観客は、「何だ?あの黒桃太郎って野郎は。てめえでてめえの腕を切りやがった」と言います。
すると、いきなり闇アイテム奇美団子を使います。奇美団子は、痛みを記憶して体を強化することが出来ます。
しかも、武獣装甲其の一の魔猿の装となって一気に強くなり、「さぁ、このナマクラガタナは返すぜ。もうこんな剣は俺には通用しねぇ」と飛影に言い放ちます。
普通の桃太郎の物語通り、猿、雉、犬のパターンがあるという訳です。飛影が黒桃太郎を殴りに行きますが本当に強化しているので、飛影が邪王炎殺煉獄焦を使いますがくたばりません。
武獣装甲其の二の魔雉の装にもなっています。武獣装甲其の三の魔犬の装では、剥き出しの爪と牙で一気に飛影にとどめを刺しに行きます。
黒桃太郎の死
黒桃太郎は爪と牙で飛影に襲い掛かりますが、飛影の必殺技の邪王炎殺剣によって倒されます。
飛影によれば、邪王炎殺剣は「ダサくてかなりイメージが悪い技」だそうです。
何故なら、桑原の霊剣に似ているかららしいです。桑原は外野から飛影にヤジを飛ばしました。
まとめ
黒桃太郎は裏御伽チームの中では体育会系なうえにアイテムも強くて飛影を痛めつけたので、かなりの強敵だったのではないかと思います。
普通のお伽話の桃太郎は、お腰につけたきび団子を猿と雉と犬に分け与えますが、漫画の幽遊白書の黒桃太郎は極めて残忍で悪いヤツだと思います。
風船ガムを噛んでいたりして、不良っぽいイメージもあります。以上、黒桃太郎についてのコラムでした。
文章:しらきよ