出典:©あfろ/芳文社・アニプレックス・ソワネ
◆霊を呼び寄せるのは誰だ?
部員不足による廃部を免れるため、二つの部が合併した。
甲府荒川高校写真部の雨宮 さつき(あまみや さつき)、霧山 アン(きりやま アン)に、映画研究部から敷島 桜子(しきしま さくらこ)と幽霊部員が加わって誕生した新生部・・・
その名も「シネフォト研究部」
部活動を充実させるため、ネットオークションで落札したはずの360度カメラが、いつまで待っても届かない。
出品者の元へ直接取りに行くと、それは秋山 春乃(あきやま はるの)・・・漫画家だった。
取材協力を依頼され、観光スポットやご当地グルメを巡る。
その先でオバケに出くわすこともある。
憑依霊

出典:©あfろ/芳文社・アニプレックス・ソワネ
春乃先生の部屋にカメラを設置し、漫画家の生活を撮影する。
色んな人が出入りする様子が映し出される中、いつの間にか部屋の隅に佇む、髪の長い見知らぬ女性の姿が。
オバケに違いない!
霊視に来てもらったのが、人気ホラー漫画家の玄熊 虎代(くろくま とらよ)先生。
彼女によれば、以前立ち寄った心霊トンネルから憑いてきた霊とのこと。
霊障で漫画の売れ行きに影響があるかも。再び心霊トンネルへ。
生霊
取材旅行にやってきた長野県で、車道の真ん中に不自然に残された切り株を発見。
どうやらイワク付きで、撤去されずにいるらしい。
その切り株に触れようとしたところ・・・
「気を付けてくださいね。怪奇現象に見舞われることもあるので」
その声に振り返ると、そこには玄熊先生が!
「似たようなイワク付きの樹は全国にある。重々気を付けるように・・・」
それだけ告げると先生は、煙のように忽然と消えてしまった。
直後、本人に電話をすると、今日は仕事場から一歩も出ていないという。
幽霊部員
たまには自主製作映画を撮ろうと、これまで面識のなかった幽霊部員・田島を呼び出した。
撮影するのはホラー映画。
田島が発狂し、走り出すシーンで・・・予定とは違う方向へ駆け出した挙句に、暗闇のむこうで「ドボン!」
池に落ちた?!
一同が慌てふためく中、携帯が鳴り、「急用で帰る」との連絡に胸を撫でおろす。
後日、教室に「田島」を訪ねると、似ても似つかない全くの別人がそこにいた。
部の合併以後、心霊現象が起きるようになったこと。
春乃先生がいない時でも起きること。
これらから霊を呼び寄せているのは、敷島 桜子であると言わざるを得ないだろう。
知らないとこで「降霊」「口寄せ」しているのかもしれない。
文章:ヒトツメロバ




































