出典:©2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
『名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜』は、2014年12月26日に『金曜ロードSHOW!』で放送されたテレビアニメ『名探偵コナン』の2時間のスペシャル番組及び、コラボとして内田監督のヒット作「鍵泥棒のメソッド」の続編として制作されました。
あらすじ
ゴルフをプレイしながら、英語で謎の密談をしている2人の老人がいました。彼らの会話では、ある男の名前が飛び交う場面から始まりました。
ある晴れた日、コナンは阿笠博士の家の風呂が故障してしまい蘭姉ちゃん、灰原らで銭湯へ行きコナンはそこで怪しい2人の男を目撃しました。
コナンは一旦出てフルーツ牛乳を飲み干し、再び男湯に戻ると足を滑らせ転倒してしまい、気絶した全裸のコナンを車に乗せたのは、裏世界で「伝説の殺し屋」とされるコンドウと「アドリブのタツ」として知られる入れ墨の男タツであった。
とある任務を銭湯で遂行しようとしていたコンドウとタツは、不信を抱いたままコナンを連れ去る事になりました。コナンは目覚めると記憶喪失になっていました。
ゲスト声優も見どころ
鍵泥棒のメソッドでコンドウを演じていた香川照之さんが、今作のゲスト声優として引き続き演じる伝説の殺し屋のコンドウは唯一、コナンが記憶喪失なのは演技だと見抜きました。
コナンと協力をして犯罪グループの他の人たちが、ニホリカ国の王女と子息を狙う計画を立てていたのを潰す為のキーとなる役どころでした。
今作は、海外の要人クラスの人が狙われている事件にも関わらず目暮警部、佐藤刑事と言った警部・刑事クラスの警察関係者が登場しない異例の作品となっていて、コナン達だけで事件を解決して行くストーリーでした。
まとめ
今作では、普段のコナンに無い登場人物の喫煙シーンもあり、犯人グループのポイ捨てシーン、銭湯で入浴シーンなどがある事から
初期の頃からコナンファンである年齢層向けに制作されました。
文章:ks