出典:©田中芳樹/松竹・Production I.G
好きなキャラが途中退場した経験、ありませんか?
アニメを視聴していて「このキャラ気に入った!好き!」と思うことは珍しくないですよね。
それがほのぼのとした作品なら良いのですが、バトル系や戦場をメインに据えた作品の場合、「このキャラは最後まで無事に生き残れるのか?」という点が気になることってありませんか?
原作があるアニメなら原作をチェックしてそのキャラが生き残れるのかどうか調べることも出来ますが、オリジナルアニメだとそうもいかず、最後までハラハラしながら視聴することになります。
これが結構、辛いんですよね。
そして、もし原作で退場してしまうキャラであっても「アニメで改変されて生き残ったりしないかな…」という淡い希望を抱くこともあります。
長編アニメであるほど辛い
「銀河英雄伝説」を視聴していたとき、好きになったキャラが悉く戦死してしまうのが辛かったです。
銀河英雄伝説はOVAだと100話以上あるので、それだけの話数を視聴していると自然と登場キャラクターにも感情移入しやすく、脇役にも愛着を抱きます。
二つの勢力が戦う話なのでキャラクターが戦死することは珍しくありませんが、頭でそう分かっていても「このキャラクターには生きていてほしい」と願いながら視聴していました。
ループ作品は逆に安心?
何かをきっかけにして物語がループする作品だと、逆に安心します。
例えば「ひぐらしのなく頃に」だと、どのキャラもどこかの世界では悲惨な死を迎えてしまいます。
ですが、ループの末に皆が無事に生き残る世界も存在するので、そう考えるとまだ救いがあるかな?と思います。
と言っても、ループの中で好きなキャラが毎回悲しい最期を迎えるのをただ見届けるしかないのも辛いですね…
劇場版で生き残るパターン
アニメの放送後、劇場版が制作されることもありますよね。
その際に劇場版では違ったストーリーになってキャラの生死が変わってくることもあります。
例を挙げると「マクロスF」に登場するミハエル・ブランはアニメだと途中退場してしまいますが、劇場版ではストーリーが変更され生き残っています。
ただ、ストーリー変更に伴い劇場版で退場したり生死不明になるキャラもいるので、「劇場版なら必ず皆生き残る」とも言い切れません。
結局のところ、最後まで安心して視聴できるのは?
「好きになったキャラクターに退場してほしくない」と思うのなら、やはり日常系が一番安心して視聴できるのではないでしょうか。
殺伐とした雰囲気とはかけ離れているので、ハラハラせずに最終回まで穏やかに見守りたいと思うのなら日常系の作品を視聴するのがオススメです。
よっぽどのことが無い限り、登場キャラクターが突然いなくなることは無い…はずです。
どんなアニメでも好きなキャラがいなくなるのは辛いことです。
ですが、悲しむだけでなく「精いっぱい頑張ったね」とキャラクターの頑張りを認めて称える気持ちも忘れないようにしたいですね。
文章:大葉勺々