出典:©小林有吾・小学館/「アオアシ」製作委員会
あらすじ
福田からエスペリオンユースの入団試験「セレクション」を受けに来いと誘われた葦人は、兄である瞬の後押しもあり単身で東京へ向かう。
そこで福田の義理の妹・一条花と出会い会場へと案内される。
輝かしい経歴を誇る総勢86名の受験生が集まる中で、何の実績も持たない葦人だったが、緊張に手を震わせつつも「この中でサッカーが出来る」という高揚感を胸に、セレクションへ臨むのだった…。
セレクション
福田の妹である花と出会い、会場へ案内された葦人は、花から輝かしい経歴を持つ受験生の説明を受ける。
何の実績もない葦人だったが、“綺麗な芝生”に喜び、サッカーが出来る高揚感に胸が高まるのだった。
そして遂に始まったセレクション。ヘッドコートの伊達と監督の福田がセレクションの説明を口にする。
「ユースセレクションで合格者が出るということはほとんどない」
「この中から誰も獲らない可能性も高い」
そう口にする福田に対して、葦人が声を荒げる。
何も説明をせずにセレクションを受けに来いと告げていた福田は、葦人に謝りつつも1から全て説明する事になるのだった。
そして、その説明を聞いた受験生たちは再び気合を入れ直すのだった…。
インテリジェンス
7対7のミニゲームが始まる。
一次試験において最も重要とされるミニゲームだが、葦人のチームメイトたちはチーム分けに絶望していた。
試合が始まると力の差は歴然。
葦人のスタンドプレイに対して声を荒げる者。自分がアピールしたいとボールを持ち続ける者。そんな欲望に駆られてチームは一向に機能しないのだった。
「チクショー。悪い癖が出た」
「俺が今まで好き勝手やってこれたのはアイツらが支えてくれたからやないか。あんなこと絶対に忘れちゃいけねぇ」
「コイツらと、ちゃんとサッカーがしてぇ!」
眼を見開きチーム全体、選手全体を視た葦人は今までと全く違うプレイをする。
自陣付近まで戻りボールをキープし続ける葦人は“何か”を狙っていた。
葦人の異変に気付いた大友は、相手が踏み込んでくると同時に「金田!走れ!」と声を荒げる。
そして、葦人から金田に綺麗なパスがあがり…見事、得点へと繋げるのだった。
全体的な感想
初めて行く街って怖いですよね。花と出会えて案内して貰えて本当に良かったです。
セレクションの説明をしっかりされていなかった葦人でしたが、福田監督がちゃんと説明しなおしてくれて良かったです。
受験生の気持ちも、葦人も覚悟もしっかりと決まって、やる気が溢れていましたね!
今回、見ていて気になったキャラクターは大友です。
ピッチ外でもピッチ内でも彼だけに見えている世界や考えがありそうな予感。
最もインテリジェンスが高いキャラクターなのではないかと、今回のお話だけで感じました!
葦人の能力もハマれば強いですね。極限までの集中力と冷静さが条件なのかな?と感じましたが、これを今後どれだけ使えるかによって状況が変わりそうですね。
もちろん、サッカー技術も他の受験生よりも劣っている可能性があると思うので…試合中に何か見出して欲しい所です!
文章:クラッシャー佐藤