出典:©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
あらすじ
仁王と跡部が入れ替わっていた…驚愕するW杯会場。
なぜ、このような真似を?と訝しがる日本代表メンバーだが、跡部はオーストラリア代表の背後にある「天才的頭脳」の存在に気付き、その「頭脳」を相手に戦っていた。
速攻での決着を目論むオーストラリア代表をタイブレークへと引きずり込む跡部。
彼はタイブレークを続けながら「あること」を待っていたのだった…。
スケスケだぜ!
オーストラリア代表の背後から試合を操作している「天才的頭脳」の存在に気付いていた跡部は、仁王と入れ替わり不二とダブルスに臨んでいた。
天才的頭脳を持つノアもまた、跡部によって状況を変えられている事に気づき、急いで会場へと向かうのだった。
一方、試合はタイブレークへ突入。
持久戦を得意とする跡部・不二と打ち合うオーストラリア代表。いつしかカウントは146-146とまでなっていた。
「今度こそタキオンで奴らの息の根を止めろー!」
オーストラリア代表の言葉が飛び交う中、跡部はある瞬間を待ち望んでいたのだった…。
氷のエンペラー
「そろそろお前なら…見極められんだろ?なぁ不二」
跡部は不二がタキオンを見極め攻略する事を待ち続けていたのだった。
そして、不二は跡部の思い通りにタキオンを返球するのだった。
「クリティカルウインドの1つ…光風」
光風によってマッチポイントを手にした日本代表は、続く跡部のサーブで新技が披露される。
「氷のエンペラー!」
衝撃波により照明が粉々になり、ガラスの雨が観客とコート上を襲う。
こうして日本はダブルスに勝利するのだった…。
全体的な感想
天才頭脳戦…コートの外でも試合が行われていたということですね。
コートの外でも中でも試合に勝利したのは跡部でした。さすが跡部…スケスケだぜ!
それにしてもタイブレークのカウント数がエグいですね!
持久戦が得意と言っても人間レベルではないです…。そして、不二もオーストラリア代表も体力ありすぎでしょう!持久戦が得意な跡部以外はめっちゃ疲れていて欲しかったよ!
不二の新技と跡部の新技、どちらもかっこよかったですね!
跡部の技はプレイヤーも観客も傷つけそうで怖いですが…というか、観客にまで被害が及ぶのが怖すぎる。
やっぱりテニプリは凄い世界だ!
文章:クラッシャー佐藤