出典:©Koi・芳文社・ご注文は製作委員会ですか?
第一期・第8話「プールに濡れて 雨に濡れて涙に濡れて」
はじめに
リゼに、貧乏がバレて悩んでいたシャロが、千夜に連れられて、やけコーヒーめぐりをし始めました。
ラビットハウスで3軒目。おいおいおい(笑)いきなり「カフェイン・ハイテンション」状態になって、ココアと「アルプス一万尺」をお遊戯し始めるシャロ!
逆にリゼは、シャロからお嬢様らしさを見習いたい気持ちです(主に「ごきげんよう」じゃなきゃ通用しないお嬢様学校での自分の居心地をより良くしたいため)
木組みと石畳の街の巨大温泉プール!
巨大な温泉プール(まるで東京駅丸の内口の赤レンガ駅舎の如くでかい!)に遊びに来たココアたち。
リゼは、自分の髪がとても長いことから、髪の毛を結うことには器用で慣れている様子です。
チノの髪の毛を二つ結びにした上で丸めたり、周囲から褒められ過ぎて、落ち着かなくなったリゼが、千夜の髪の毛を上に立ち上げたうえで、いろんなデコレーションを施したりしています(笑)
思い思いに、温泉プールに浸かって、日頃の疲れを取って、ほわーっとしているココアとシャロ。
実のところ、シャロは千夜の家のお風呂を借りて生活してるんですけどもね。
そのうちチノは、ティッピーにピッタリなサイズの風呂桶を持ってきて、ティッピーを湯舟に浮かべるのでした。
そして、対面してチェスを始めます。「この温泉のつわものどもと勝負がしたかったんぢゃけどな!」とおじいちゃん。
それを見ていた千夜は、チノとチェスの勝負がしたいらしく「将棋と同じようなものなんでしょ?」と言ってます。
千夜が勝ったら、ティッピーを水に濡らしてあられもない姿にする権利を獲得。チノが勝ったら、ココアからチノへお姉ちゃん呼びさせる権利を獲得。
ココアがリゼ・シャロと息止め勝負をしたりして、温泉プールを満喫していました。
リゼは、シャロから水泳の基礎を教わるため、ビート板……ではなく、シャロと手つなぎで、浮かぶことから始めています。
スポーツ万能なはずのリゼの、意外な一面です。器用なリゼは、温泉プールを終える頃には、一通り泳げるようになっていて、シャロから褒められていました。
夕刻、バルコニーに出た面々は、夜風に吹かれたり、温泉特有の「瓶入りコーヒー牛乳」を買って来て飲んだり。
ココアに至っては、コーヒー牛乳の飲み方がオジサンです(笑)
放課後、学校から映画館を目指すお話
千夜が、作家の青山ブルーマウンテン先生から、映画「うさぎになったバリスタ」の招待券の余りをもらいました。
放課後、それぞれの学校から、いつもの面々が、街の映画館に繰り出しますが、あいにくの雨。
「今日じゃなかった方が良かったかしら……」「ううん、みんな一緒にアルバイト休みだし、ちょうどいいよ!」
みんな、それぞれ、小雨の中駈け出したり、傘を忘れたりで、すっかり雨に濡れてしまいました。
機転が利くリゼは、体育の時間に使っていなかったタオルをみんなに貸し出します。
チノだけは、なぜかティッピーが持ってきた傘で難を逃れたようです。でも、どうやって持って来れたの??(笑)
映画のスクリーンの中では、男前のバリスタ役(CV:速水奨さん)が、いい声で「どうしてこんなになるまで焙煎したんだ!!」と叫んでいますが……肝心のココアたちは、それぞれの事情を抱えていました。
お腹が空く子、眠気が止まらない子、メニュー名の参考にするためにメモを取る子……。
人それぞれに事情があって、なかなかスクリーンに集中できませんでした。
まとめ
翌日のラビットハウスで、ココアがリゼ、チノに向かって「大人になっても、3人でラビットハウスで働けたら最高だね!」という、目頭がじんわりとすることを、サラっと言うのでした。
ではでは(・∀・)ノ
文章:T兄さん