TVアニメ「おねがいマイメロディ」を見た感想

あらすじ

本作の主人公マイメロディは、家族想いで友達想いな、とても優しくて可愛いウサギの女の子。

「マリーランド」でお友達や家族と穏やかな日常を過ごしていたある日、地下牢に投獄されていた筈のクロミとバクが脱走している場面を目撃しました。

マイメロディは二名を止めようとするも失敗し、クロミとバクは人間界へ逃げてしまいました。

脱獄犯を逃がした罰として、マイメロディは人間界へと追放されてしまいます。

マイメロディはサンリオキャラクターの中でも特に人気の高いキャラクターです。

本作は、そんなマイメロディと彼女の仲間を軸に、アニメオリジナルキャラクターを織り交ぜて、主に低年齢層をターゲットに２００５年春から放送されたアニメ作品です。

とにかくマイメロディをはじめ、キャラクター全員が可愛い！

マリーランドの住民達は全体的に丸っこいデフォルメが効いた動物キャラで、ころころ可愛らしく動いているのを見ていると、画面越しに思わず抱きしめたくなっちゃいます。

人間側のキャラ達も感情豊かで、悩みや葛藤を乗り越えて成長する場面もあるので、つい応援したくなります。

魔法を使う場面もあるので、魔法モノが好きな人も楽しめるのではないでしょうか。

とにかく可愛い動物キャラが活躍するアニメが見たい！という方にはうってつけの作品だと思います。

子ども向け作品ですが、キャラクターのセリフが時折核心をついてきたり、クスリと笑えるような少しブラックな言い回しがあったり、大人でも充分楽しめるアニメだと思いました。

頭を使うような難解な設定も無いので、変に構えずに気軽に見られるのが良いですね。

マイメロディが好きな人は勿論、そうでない方にもオススメしたいアニメです。

文章：藤川汐見