出典:©はまじあき/芳文社・アニプレックス
あらすじ
オリジナルソングも出来上がり、いよいよライブだと意気込む4人。
星歌に出演させて欲しいと頼んでみたものの、まずオーディションを受けろと突っぱねられてしまう。ひとりは、最近の激動の日々を振り返りとある決心を固め、オーディションに参加するのだった…。
さよなら諭吉
遂にバイトの給料が払われて、1万円もの大金を手にするひとり。
ひとりは、汗と涙の結晶で手にした1万円に歓喜して何を買うか悩み始めるのだった。
「何に使おう…新しいスコア?漫画大人買い?」
ワクワクしながら楽しい事を考えているひとりに無情の言葉が突き刺さる。
「じゃあ、折角のところ悪いんだけどライブ代徴収するね」
虹夏の言葉に、絶望の淵に落とされたひとりは「さよなら諭吉」と言う新曲を奏でようとするのだった…。
出演拒否
姉である星歌にお願いすればまたライブ出演できると思っていた虹夏だったが、星歌にあっさりと拒否られてしまう。
理由は、実力不足だった。
星歌に鋭い言葉を言われた虹夏は、その場を走り去ってしまう。
慌てて虹夏を追いかけるメンバーたちだったが、星歌によってひとりだけ呼び止められる。
星歌からの言葉を伝える為に、後から虹夏とメンバーを追いかけたひとりは、今にも吐きそうな顔をしながら“ある事”を口にする。
「さっき…はぁ…はぁ…店長さんが…っ…」
「ライブに出たいならまずオーディション。1週間後の土曜日に演奏見て決めるから」
星歌から伝えられた言葉をしっかりと伝えたひとり。その言葉を受けた虹夏は目を輝かせるのだった…。
全体的な感想
初めてのバイト代!最高に嬉しいですよね!
何に使うか悩むのも当然でしたが、一気に絶望の淵に落とされたひとりが流石に可哀想でしたね…。
でもすぐに、何のためにバイトしているかを思い出して納得する姿は感心しました!
ライブ出演を拒否られて逃げ出した虹夏に対しても、しっかりと言葉を伝えられていましたし…ひとりの成長が素晴らしいですね。
今後もっと“自分”を出して成長していく姿を見られたら嬉しいです!
文章:クラッシャー佐藤