©2022 山本崇一朗・小学館/製作委員会の胸の内
とある山奥に女忍者、くノ一だけで集団生活する隠れ里がありました。
そのアカネ組と呼ばれるくノ一だけの生活空間、男は全く皆無の生活空間において、ツバキは思春期を迎えたのです。
「男が見たい。男ってどんな?」
隠しきれない情欲を抑えながら、今日も明るく元気に和気藹々と修行生活を送るのです。
ツバキだけではなく、この里に棲むくノ一たちのそれぞれの胸の内が謎だらけなのだ。
1のなぞ アサガオの胸の内
夜、里の外れでツバキたちは、男を目撃!
とは言っても、慌ててその場から逃げ出したせいで目にできたのは、人影だけ。
しかし、アサガオはしっかり男を見たと言います。
そこでアサガオに男に変化(へんげ)するよう頼むのですが・・・。
アサガオが変化したのは魚でした。
これは、アサガオにとって色欲より食欲のほうが強いからだと思われます。
2のなぞ リンドウが描いたものはナニ?
男忍者の里のアオイ組で過ごしていたというリンドウが編入してきました。
男を知りたいツバキは、リンドウに男の姿を絵にするよう頼みます。
しかし、リンドウ画伯が描き出したのは黒いモジャモジャ3体の絵。
リンドウ画伯自身が上手くかけたと言っているところを見る限り、これは男のある部分を強調して描き出したものと思われます。
さて、どの部分なのでしょうね?
お察しください。
3のなぞ ハナ先生は、なんで腰が悪いのだろう?
書庫には、ハナ先生がかつて恋焦がれた男性を描いた絵巻物がありました。
男性の部分が黒く塗りつぶされていましたね・・・。
はっ!腰を悪くしたのはその男性と?!
一度は駆け落ちしたものの相手に捨てられた?!
その腹いせで書き殴ったのでしょうか?
これ以上の詮索はハナ先生に失礼なので、ここまでにしておきましょう。
くノ一と男忍者は、かつて同じ里で修行生活を送っていました。
それが分断されることになったのは、駆け落ちする事案が多発し、忍者の数が激減したからなのですが・・・。
そこで質問です。
今も男と同じ里で暮していたとしたら、真っ先に駆け落ちするのは誰だと思いますか?
ツバキですか?
わたしはベニスモモだと思いますが、どう思います?
文章:ヒトツメロバ