出典:©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会
帰省したら寄生されていた!?
和歌山県日都ヶ島(ひとがしま)に帰省した網代 慎平(あじろ しんぺい)は、「影」が人と入れ替わるという怪奇事件に遭遇する。
影によって殺された小舟 潮(こふね うしお)の妹澪(みお)を守るため、祭りの夜に決行される島民大虐殺を回避するため、知らぬ間に身についていたループ能力を駆使して影と戦う。
影のラスボスはハイネ・・・ではなく、四本腕のシデこと雁切 真砂人(かりきり まさひと)である。
ハイネの能力で自身の影を復元させては、それに人格を移し替えることで300年間生き続けてきた雁切こそが、倒すべき敵なのである。
慎平たちとの戦闘で奮闘する雁切だが、見えないとこにも危機はあったのだ。
宮司の職を失うピンチ
影潮ちゃんの本体の影を長刀で切り裂いたまではいいですが、畳まで斬ってしまったじゃないですか。
潮ちゃんも慎平くんも消えてしまって、残された私が社務所の人に怒られるとこでした。
でも、君のループ能力のおかげで畳復活です。
ナイスですよ慎平くん。
社会から抹殺のピンチ
影が火に弱いからって、ガソリンですか・・・
いくら勝つためとはいえ、体育館ごと燃やすのはいけませんねぇ。
放置して逃げられたら、疑われるのは残された私らやないですか。
精神が凹まされるピンチ
慎平くんの味方になった影澪ちゃんたちに、待ち伏せさせていた分身がヤられた。
ハイネが生み出して人格移植せず、遠隔操作していたやつなのですが・・・
分身の頭の中をスキャンした影澪ちゃん曰く「中身が空っぽ」!
これはこれでかなり心が傷つけられました。
精神攻撃半端ないですわ。
永遠の命のため、故郷に帰りたがっている宇宙生命体のハイネを騙し続けていた雁切。
だが、それも慎平くんに全部バラされて、ハイネからの信用を失う。
最後の戦闘に勝利したところで、雁切はその後ハイネなしで、どうやって生き永らえるつもりだったのでしょう?
これは避けられそうにないピンチですね。
その後の成り行き、内ゲバが期待できたのかな?と思うわけです。
文章:ヒトツメロバ