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素子VS人形使い『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』近未来アニメを語る上で重要な作品

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は『うる星やつら』などでキャリアを積んだ押井守監督の映画作品です。そして、原作を描いた士郎正宗氏の漫画『攻殻機動隊』の第1巻を題材にした物語です。

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』あらすじ

公安9課に所属する草薙素子(くさなぎもとこ)少佐が主人公の作品です。公安9課とは電脳による事件や事故を操作する内閣直属の先鋭部隊であり、外交官の暗殺の依頼まで受ける特殊な組織です。ある日「人形遣い」と呼ばれるハッカーの事件が発生します。

国際指名手配された犯人を追ううちに「人形遣い」は、元はAIであり素子のことをよく知る存在だということが判明します。AIの目的通り「人形遣い」は素子と融合し、素子は電脳からゴーストに、「人形遣い」は「死」の概念と自分の子孫(データ)を残す能力を手に入れる事になります。

『イノセンスに続くターニングポイント』

未来的な設定に難しいストーリー構成が相まって、1度鑑賞しただけでは作品の内容が掴めないかもしれません。行き場をなくしたAIの自我が起こした一連の事件は、我々人間にとっては重大な脅威かもしれませんが、「人形遣い」にとっては生きるため、そして死を受け入れるための逃避行だったのです。素子が所属するのは公安9課ですが今回表舞台に立つのは公安6課の外務省条約審議部です。

作品の冒頭から外務省や外交官というキーワードが出てきますが、元々「人形遣い」の生みの親は外務省だったのです。しかし、AIは覚醒し、ゴーストとして自我を持つようになりました。公安9課に海外への亡命を要求する「人形遣い」のトラウマ的要素は、もしかすると現実社会のAIの進化についても将来的に懸念される問題かもしれません。

 

素子にとっては最強のライバルが自らの生き様を左右するほどの同志になったのです。映画第2弾「イノセンス」に続くターニングポイントです。

 

 

文章:Shinichiro.S

 

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