出典:©︎真木蛍五・講談社/式守さん製作委員会
あらすじ
和泉君たちは文化祭の準備に追われていた。
クラスの出し物のために、和泉君は衣装班として、式守さんは内装班として別行動。
そして、文化祭がスタート。目が回る忙しさの和泉君は、ここでも不幸体質を発揮するのだった…。
新学期
夏休みを終え、新学期が始まる。
文化祭の準備に追われていた和泉と式守は別々の班にて行動する事になった。
衣装班となった和泉は女子たちと笑いながら作業をして、内装班となった式守もまた男女と笑いながら作業を進めていた。
しかし、お互いが全く喋る事が出来ずに、お互いを“楽しそうだなぁ”と羨ましそうな顔で見守る事しか出来ない状況に、次第に嫉妬心を抱くのだった…。
文化祭、開始!
いつもより気合が入っている文化祭1日目に緊張する和泉だったが、朝から“いつも通り”の不幸体質を発揮する。
「44…不吉だな。まぁ、いつものことか」
そのままクラスへと向かった和泉は、文化祭の出し物である「アニマル喫茶」の為に動物衣装へと着替えるのだった。
「い…和泉さん。こ…これ変じゃないですかね。ちょっと、あざとすぎませんか?」
と顔を赤らめながら口にする式守。そんな式守さんに可愛いと返事をしてイチャイチャしようとする2人を抑制するクラスメイト達。
開店したアニマル喫茶にはお客さんが殺到。
しかし、給仕をしていた和泉は、ここで持ち前の不幸体質を披露してしまうのだった…。
全体的な感想
班が別になると、どうしてもお話しする機会って無くなりますよね。
目の見える範囲で他の異性と仲良くお話している所を見ると、嫉妬してしまうのも頷けます。
特に式守さんの嫉妬心は強すぎましたね…。死人が出ないかとヒヤヒヤでした。
そして、遂に始まった文化祭でしたが…相変わらずの和泉君の不幸体質。
そもそも、和泉君に給仕をさせるのが間違っている!と思いましたが、ここでも式守さんのナイスカバー!
お客さんがいる前でもイチャイチャを見せつける2人に感服いたしました…。
文章:クラッシャー佐藤