出典:©日渡早紀・白泉社(花とゆめ)/フライングドッグ/Production I.G
OVA『ぼくの地球を守って』は、日渡早紀原作の漫画(花とゆめで1986~1994年連載)をOVA化したものです。
筆者はおじさんですが、当時は小学生で、中学生の姉の影響でマンガにはまりました。
80〜90年代に人々を熱狂させたとてつもない大人気漫画でした。
こちらのOVAはむかし一度観た記憶がありますが、改めて触れてみようと思ったのは、東京で原画展が開催されるというニュースを読んで懐かしく感じたからです。
みどころ
輪廻転生をテーマとした少女SF漫画であり、当時は世の中がオカルトブームの影響下にありました。夢中になった少女たちが信じ込んでしまい、作者がフィクション宣言をするはめになったことも大きな話題になりました。
前世の記憶を共有する高校生たちのストーリーであり、その前世で地球を月から観察し研究する7人の研究者たちの物語と交錯します。
キャラクターたちの人間ドラマが奥深く、その人間くささに一気に引き込まれていきます。
まとめ
OVAは物語の途中までとなっているのですが、美しい作画や菅野よう子さんの音楽に魅了されます。
原作は二十巻以上と長大なので、こちらのOVAから観てみてはいかがでしょうか。
dアニメストアなどで観られます。
文章:kuragigo