『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』とは?
スクエア・エニックスとソニー・ピクチャーズ エンターテインメントがタッグを組んだ今作品はFINAL FANTASY VIIというプレイステーションゲームの2年後を描いたOVA作品です。
元々コンピューターグラフィックスの技術には定評のあった会社だけに、満を持してのアニメーション作品公開となりました。
『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』のあらすじ
滅亡から逃れた世界で難病・星痕症候群(せいこんしょうこうぐん)により先の大戦での傷跡がまだ残るミッドガルでの出来事です。
主人公のクラウドにもこの病気が発症し、教会で隠居暮らしをすることになりました。しかし、クラウドは消極的ながらもガダージュという組織と対立することになってしまいます。やがて、かつての仲間・ティファ・ロックハートもガダージュに襲われる事態となり、赤髪のレノにも説得され教会で連れ去られたマリンという少女を奪還すべく新たな戦いが始まろうとしていました。
アクションに惹かれた作品
レッドⅩⅢという異名を持つナナキという赤犬が格好よくて、注目すべきシーンが多くあります。
ヒロインのエアリスと主人公のクラウド、そしてナナキは三角関係にあります。宝条という日本人科学者の手で人間であるエアリスと犬であるナナキは交配させられ言葉を話せる犬であるコード名「レッドⅩⅢ」は絶滅危惧種から解放される手筈だったのです。但し、今作『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』にはエアリスは変わり果てた姿でしか登場しません。
動物やモンスターのデザイン力もさることながら、ガダージュたち3人組の乗るバイクのデザイン、さらにはそのアクションについても注目すべき鋭さがあります。このように見所満載の『アドベントチルドレン』ですがやはり主役のクラウドのかっこよさは抜きん出ています。ぜひ一度ご覧ください。
文章:Shinichiro.S