出典:©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル05製作委員会
あらすじ
インターハイ栃木県大会3日目。
坂道たち総北の連覇を懸けた大会は、ついに最終日を迎えた。
スタート前、キャプテンの手嶋を中心に士気を高めるチーム総北。
御堂筋率いる京都伏見も、全員が坊主という異様なスタイルで現れ、覚悟を見せる。
寝坊した真波も何とか間に合い、最終日のレースが遂にスタートする!
インターハイ最終日開幕
1日目と2日目を終えて未だに総北は未勝利。
カラーゼッケンを1つも手に入れていない状態だった。
しかし、最終日を迎えて誰1人脱落していない。想いは途絶えていなかった。
「今まで死ぬほど積んできた。そいつを爆発させるのはもう今日しかない」
「全てを出し切ってコースに倒れても奇跡を信じる力は届く!」
手嶋の叫びがテント内に響き渡る。
スタートに向けて全員で手を合わせて士気を高めるチーム総北は、最後のレースに向けて歩を進めるのだった…。
箱学の攻撃
着順スタートによって、箱学は早々に葦木場と悠人が揃って2人となる。
2人は合流すると同時にアタックを仕掛ける。
1人で前を走る今泉は、ここで差を付けられる訳にはいかないと判断して、ペダルを踏んで直ぐに箱学に並ぶ。
「待てよ。行かせねぇよ新開」
そう口にした今泉だったが、すぐさま悠人が目を見開いて口にする。
「いやぁ今泉さん。そういうわけにはいかないでしょ」
「仕掛けるに決まってるでしょ!今、俺たちが圧倒的に有利なんだから!」
再びアタックした箱学に見る見るうちに離されてしまう今泉。
少し後ろにいる小野田を待ち続けている今泉だったが、小野田は京都伏見の水田に迫られていた…。
全体的な感想
遂に始まりました!弱虫ペダル、2年目のインターハイ最終日ですよ!
もう手嶋さんの姿が見たくて堪らなかったです。無事に続きを見られて嬉しいです!
スタート前に気合を入れて士気を高め合うチーム総北の姿が最高に良かったです。
これこそ、一致団結。本当の意味でチームだと感じました。
そして、前を走る今泉君ですが…相変わらず心が弱泉君になりやすいですね。
早く来てくれ小野田!と言っている姿と表情がもう本当に…心から寂しがっていましたね!
さすが弱虫ペダルのヒロイン・今泉君やで…!
小野田君に嗾けた水田君が秒で置いて行かれたのは笑っちゃいました。
水田君に幸あれ…。
文章:クラッシャー佐藤