出典:©夏目靫子・講談社/VAP
古い歴史と文化が残る街、京都。
そんな京都の街中をよちよちと歩くのは…一匹の子ペンギンです。
この子ペンギンの名前は「ちとせちゃん」。
京都の人々にとってはすっかりお馴染みの存在で、皆に親しまれていました。
京都に住む子ペンギン「ちとせちゃん」
ちとせちゃんはコウテイペンギンの雛。女の子です。
本来は極寒の南極に生息しているはずの生き物ですが、ちとせちゃんは京都在住です。
性格は食いしん坊で好奇心旺盛。高い所は苦手なようです。
人との交流も大好きですが、ペンギンなので人の言葉は喋られません。
伏見稲荷大社、清水寺、銀閣寺、三千院…。
トレードマークの風呂敷を身に着けて、ちとせちゃんは京都の名所を巡ります。
地元の人々は「ちとせちゃん!」と親しみを込めて話しかけます。
京都府外の人とちとせちゃん
京都に初めて来た人や京都府外の人にとって、ちとせちゃんは珍しい存在です。
初めてちとせちゃんを見た人は、最初は珍しがったり驚いたりします。
ですが、ちとせちゃんのマイペースな様子と可愛さに次第に癒されてゆき、最後にはちとせちゃんとお友達になります。
人間の言葉は喋られないけど、とても社交的なちとせちゃん。
不思議で優しくて、もふもふで、温かい存在です。
まとめ
和やかな絵柄と話の雰囲気と、ちとせちゃんの可愛さが親和していてとても癒されるショートアニメでした。
1時間ちょっとあれば全話(24話)見る事ができるので、忙しい人にもオススメです。
筆者は関西住みなので京都は何度か行った事がありますが、最近はなかなか行けていません。
もし次に京都へ赴く機会があれば、ちとせちゃんの気持ちになってのんびり散策してみたいですね。
文章:藤川汐見