出典:© あfろ・芳文社/野外活動委員会
野外活動サークル(野クル)のメンバーに、そうでないメンバーも参加して、富士山周辺をキャンプの旅。
先々でのトラブルもなんのその、野クルはなにものにも止められない?
お金がない志摩りん!
雪が降って路面が凍結したと、母から連絡がきた。
これでは自宅へ帰ることができない。
所持金が心細いりんちゃんはこうして、キャンプ地に足止めされてしまう。
さあ、飢えてしまうのでしょうか?
瘦せ細ってしまうのでしょうか?
ところが!
たまたま遭遇した「餅まき」でお餅をどっさり確保したかと思えば、里帰りのなでしこに拾われた。
なでしこのおごりで、うな重の特上まで食べておるではないか!
さらになでしこの幼馴染も加わって楽しい時間を過ごすとか・・・( ゚Д゚)ウラヤマ
暖がない千明、あおい、斎藤!
夕暮れ時の山中湖で「なんか異様に寒くね?」
見ると、さっき注いだマグカップの温かい飲み物も凍ってしまっている。
なんと、山中湖の冬はマイナス10度以下に下がることもあるというのだ。
このままではみんな凍えてしまう!
と、思ったら、通りかかったお姉さんに拾われて、大きなテントへ案内された。
さっきまでの悲壮感はどこへ吹っ飛んでしまったのか?
心配して駆け付けたグビ姉などは、「駆け付け三杯」とばかりに、お酒までいただいて上機嫌ではないか!
千明、あおい、斎藤の3人で決行した山中湖での冬キャンプは楽園に・・・。
キャンプ地がない!
向かった先のグビ姉おすすめのキャンプ地が、閉鎖されていた!
このまま路頭に迷うのか?野垂れるのか?
山中湖でお世話になったおじさんに連絡したら、あっさり知人の経営するキャンプ地を紹介してくれた。
現地へ向かう途中で、色んな観光スポットを堪能しちゃいました。
なんて悩みが続かない連中なのでしょうか!
この強運ぶり、なんか腹立ってきませんか?
まるで何かに守られているかのようです。
キャンプには、強運の主をひとりは連れていきましょうってことですね。
文章:百百太郎