出典:© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会
お互い密かに想いを寄せる桜井 桃子(さくらい とうこ)と風間 蒼太(かざま そうた)は社内恋愛まっしぐら。
その陰で、社会人2年目のOLだが、見るからに幼児体型の五十嵐双葉(いがらし ふたば)にも想いを寄せる相手がいる。
それは、先輩の武田晴海(たけだ はるみ)である。
だが、当の武田先輩は、何かと五十嵐を子供扱いしてまるで父親気取りなのだ。
そんな恋愛事にうつつを抜かす連中を横目に、一見、我が道を行くような月城モナ(つきしろ もな)さんでありますが・・・。
本当に社内恋愛に興味なしか?モナさんの行動からその心理を研究レポートする。
給湯室にて
コーヒーを淹れている五十嵐ちゃんの前で、懐から酒瓶を取り出す。
中身はただの水で、豪快にラッパ飲みしてプハーッ!っと、やって見せる。
これは五十嵐ちゃんのドキドキ感を煽った、吊り橋効果狙いかと思われる。
休憩中に
自販機前でひとりお汁粉を飲む五十嵐ちゃんに声を掛ける月城さん。
五十嵐ちゃんから飲みかけを「飲んでみます?」と勧められる。
この時「五十嵐ちゃんと関節キス…(ΦωΦ)グフフフ…」と思ったはずである。
立ち話中に
風邪で休みの武田先輩を心配する五十嵐ちゃんに声を掛ける月城さん。
五十嵐ちゃんが立ち去った後、途中から口をはさんできた桃子の口にお菓子のシベリア攻撃!
「せっかく五十嵐ちゃんと二人っきりだったのに・・・、お前は引っ込んでいろ!」ってことだと思われる。
そのシベリアも本当は五十嵐ちゃんと一緒に食べるつもりで持参したものであったと推察する。
ラーメン屋にて
突如現れ、武田先輩に肉まんの大食い対決を挑むも、猫舌のモナさんは一口で降参。
武田先輩にしては単に、肉まんの代金を掛けた戦いのつもりであったろう。
だが、モナさんにとっては、五十嵐ちゃんを巡っての直接対決であり、その体格差から最初からモナさんに勝ち目がないように思われることから、捨て身の行動であったと思われる。
このようなことから、月城さんは五十嵐ちゃんが好き!
横恋慕?NTR?
月城モナの不器用な愛情表現は、涙するべきものであり、飄々としているように見えて、実は月城モナも五十嵐ちゃんとの社内恋愛にまっしぐらであることを、ここに報告する。
文章:ヒトツメロバ