出典:©甲本 一/集英社・マッシュル製作委員会
あらすじ
魔法界。それは皆が当たり前のように魔法を使い、当たり前のように魔法が日常にある世界。
そんな世界の深い森の中で、1人の少年・マッシュが養父のレグロと暮らしていた。
街に行ってはいけないと普段から言われていたマッシュ。
なぜなら、普通なら必ず顔にあるはずのアザが、魔法の使えないマッシュには無かった。
ある日、レグロの留守中、マッシュは大好きなシュークリームを買いに街へと出かけてしまい…。
脳みそまで筋肉
魔法が当たり前の世界で、ただ1人筋トレをし続ける男が深い森の中にいた。
その男こそがマッシュ・バーンデッドだった。
筋トレを終えて養父であるレグロと住む家に帰るマッシュだったが、ドアの開け方が“押し”か“引き”か分からなくてドアを粉砕してしまう。
レグロに怒られたマッシュは、俯きながら素直に反省してドアを直すと口にする。
「スッゲー素直なんじゃよな毎回…」
マッシュの態度に、レグロの怒りも治まるが…マッシュはドアを横向きにして直そうとする。
結果、ドアは更に木端微塵となってしまうのだった…。
シュークリームは世界を救う
レグロが留守の中、街へと行くなと言われていたマッシュだったが、シュークリームの為にこっそりと街へと向かう。
「限定シュー7個ください」
そう口にしながらお金を払おうとするマッシュだったが、楽しみに過ぎて拳に力が入ってしまい…お金がひん曲がってしまう。
「握りしめただけでこうはならなくない?普通…」
冷や汗をかく店主の前で、マッシュは曲がったお金を指力で戻すのだった。
「え?ちょ…こわっ…うそ…えっ…キャアアアアア!」
圧倒的な力と、現実的でない事を目の当たりにした店主は驚愕する。
そしてその際、フードがめくれてしまい…マッシュは大勢の人に顔を見られてしまうのだった。
辺りが“ざわめき”に包まれる。
そして、シュークリームを堪能していたマッシュの前に“魔法警察”が現れるのだった…。
全体的な感想
筋トレをし続けると、やはり脳みそまで筋肉になってしまうのですね…。
しかし、普通の脳筋が出来ない事をマッシュは平然とやり遂げる!そこに痺れる憧れる!
筋肉は裏切らないという言葉は本当ですね!
こんなに脳筋なのにシュークリームが大好きという点が、ギャップ萌えですね。
実際、シュークリームは本当に美味しい食べ物ですからね。
筋肉とシュークリームで魔法界に殴り込む脳筋マッシュ。
どこまで魔法に立ち向かえるのか、今後も楽しみです!
文章:クラッシャー佐藤