出典:©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会
34歳の引きこもり男が、両親の葬式後に家を叩き出され、トラックに撥ねられて死んで異世界に転生、剣士パウロ・グレイラットの息子ルーデウスとして生まれ変わる。
前世での失敗を反省しつつ、魔術、剣術、言語を磨きながら、平穏な異世界人生を送っていると・・・。
突如、天から降り注いだ眩い光に包まれた。それは別の場所に転移させる魔力災害というもので、気付くと別の大陸へ飛ばされていた。
一緒に飛ばされてきたエリスと、助けてくれたスペルド族のルイジェルドの3人で、故郷のブエナ村を目指す。
この異世界には呪われた・・・、または呪われているのでは?と思える人がいっぱいなのだ。
ルイジェルド・スペルディア
魔神ラプラスの呪いがかかった槍を手にしたことで、敵味方、自分の子供までも区別なく殺してしまった。
以後、スペルド族の名誉は失墜し、その容姿から周囲から恐怖される存在になったという。
スペルド族であることを隠すため、頭をツルツルに剃り上げてしまう。
魔神を倒した後も、その念は強くはたらいているようで、ツルツルボッチも呪いなのでしょうね、知らんけど。
エリナリーゼ・ドラゴンロード
「定期的に男性の精をあびないと死ぬ」という呪いのため、男あさりが欠かせません。
耳長族・・・エルフの宿命なのでしょう、上のお口も下のお口もキノコがお好きなようです。
ザノバ・シーローン
シーローン王国の第三王子。
生まれた時から呪いによる怪力の持ち主で、それは加減に失敗して、弟や妻の首を引っこ抜いて殺害してしまったほど。
人形に異常なほど執着するのは、誰も近づかなくなったので、その淋しさを紛らわすため?
その他の「呪われているのでは?」と思われる人
気に入らないこと、ストレスを感じることがあると、すぐに暴力発動の「狂犬」と呼ばれるエリス・ボレアス・グレイラット。
ミグルド族でありながら、その種族間のコミュニケーション手段である念話が使えない上に、理想が高く齢44歳にして未だ男性経験皆無のロキシー・ミグルディア。
もしかしてあなたも気づいていないだけで、何かの呪いにかかっている「呪われ仲間」かも?思い当たる節はありませんか?
文章:ヒトツメロバ