出典:(C)モノノ怪製作委員会
場所も時代も関係なしに、怪異が起きるところに現れる「薬売り」の男。
彼は・・・「真」「理」「形」を見極めた上で、ようやく抜刀することができる「退魔の剣」をもって妖怪退治をする。
要するに、恨みを買う覚えがあったらお話しなさい、隠し事全て白状なさい、嘘ついちゃダメよ。さすれば、退魔の剣で妖怪をやっつけられるよ!というのだ。
余計なお世話なのだ。
ほっといてくれ!なのだ。
子供好きには溜まらないシチュ
かつて女郎屋を営んでいた「万屋旅館」には、秘密の部屋があった。
それは、女郎たちが望まぬ子を堕胎しては、壁に埋め込んでいた部屋であった。
水子の霊たちは座敷童子となって崩れた壁から飛び出し、母親を探す。
わらわらと飛び出してくるのです。
だから座敷「わら」しなのでしょうか?
マイナーな子供番組が始まりそうです。
「とびだせ!パンボロリン」です。
田原トシちゃんまでも飛び出してきそうです。
猫好きには溜まらないシチュ
猫カフェならぬ猫列車。
猫の飼い主殺害の容疑をかけられた者たちが、真実を話すと降車できる。
いやいや、このまま猫列車に閉じ込められ猫とたわむれる。
こういう猫好きのためのサービス車輛があってもいいかもですね。
ビジネスのヒント発見です。
若本規夫好きには溜まらないシチュ
とある海域に船が差し掛かると問答を楽しめる。
「ブルルルァァアアア!!!お前が一番怖いのはナアアンダァ?」と問いかける若本・・・海坊主が現れるのだ。
答えると、トラウマ幻覚を見せられる。
これに「饅頭が怖い」と答えた人がいる。
饅頭に一口齧りついてからの「ぎゃああああ!!」
禍から逃れるための人身御供に使われた生首が饅頭の起源だという。
これから察するに、この人が見せられた幻覚とは・・・想像すると絵にできないのは納得です。
あなたなら何と答えますか?
何で薬売りが妖怪退治なのでしょうか?
厄を祓う・・・厄払い師から厄師、転じて薬師からの薬売りと言ったところでしょうか?
あなたもその時になったら、薬師に「怪異が見える!」と相談するといいかも。
きっと、こう言ってもらえることでしょう。
「お薬、出しときますね」
と言うか、その前に・・・変な薬を一服盛られてる可能性もありますね。
文章:ヒトツメロバ