出典:©新木伸・森沢晴行/集英社・英雄教室製作委員会
勇者と魔王の戦いは、刺し違えて終わった。
この戦闘で力のほとんどを失った勇者ブレイドは、一般人としてローズウッド学園に入学する。
目標は、力を取り戻しつつ、勇者だった頃に出来なかったことをする!
それは・・・
「友達100人作る!」
全校生徒108人のこの学園で、100人を友達にする!?
どうカウントすればいいのか?難しいのがいる。
後天性多重人格者ソフィ
密かに行われていた「勇者を人工的に造る研究」で、12体作られた人工勇者。
残っていたのはソフィの他に5体のソフィシリーズ。
だが、末っ子のソフィ以外は、耐久期限で夕方には自動的に停止するという。
そうなる前にブレイドが、能力で5人全員の人格をソフィの中へ移した。
結果、6体の人格を持つソフィが誕生。
この場合は友達として、どういう扱いになるのだろうか?
6人だろうか?1人だろうか?
人工物イオナ
学園地下に王立禁書図書館がある。
持ち出し禁止の出版物を扱う図書館の守衛ロボットのイオナが、かつて図書館に悪行を働いたブレイドを追って、地上へ上がってきた。
作戦に失敗した者は死をもって償う?イオナの体内の自爆装置のタイマーが作動。
ブレイドが地下図書館へ出向き、イオナを制御するマザーコンピューター・・・お母さんに掛け合った結果、解除され、イオナと友達となる。
そもそも、ロボットも友達の一人として勘定するのだろうか?
セントール族のディオーネ
ディオーネは上半身が女性、下半身が馬である。
荷車を運んできて、そのまま学園の教官として残った。
実は、ブレイドが勇者だった時の従者で、この再会であらためて友達になる。
人間部分だけとって、1/2とカウントすればいいのだろうか?
友達99.5の場合は繰り上げでいいのでしょうか?
それとも切り捨てでしょうか?
あ、友達と呼ぶ人を、切り捨てることはできませんね?
それにしても、ローズウッド学園には色んな人がいるんだな。
文章:ヒトツメロバ